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【東京9R】アプローズ賞
◎1.アドマイヤセプター
○2.フルアクセル

 近走内容見る限り、フルアクセルは馬場が向いていたということもありそうですが、力もきちんとありそう。これは強敵ながらも、もう一度アドマイヤセプターを推し。前走はいくらなんでも後ろ過ぎ。メンディザバル騎手は先週までは目立った活躍がありませんでしたが、土曜は芝6鞍全てに騎乗し、3勝2着1回の堅め撃ち。キャピタルSのエアラフォンも直線で完全に包まれて進路が無かったもので、あれが無ければ1着争いはしていたはず。2着だった5Rも内で前が壁になっていてなかなか捌けず脚を余していました。レースを見ると、最初の3R以外、通るルートが全て同じ。明らかに内の方が良いことが分かっている様子。その所為でメインではマークがきつくなってしまったこともあるのかもしれませんが、こういう結果を出してくれるのはさすがという印象。もちろん、明日も同じバイアスが残っている保障なんてありませんが、フラットであればそれで十分。


【東京10R】ジャパンカップ
◎13.デインドリーム
○16.トーセンジョーダン
▲2.ブエナビスタ
△15.エイシンフラッシュ
△6.トゥザグローリー
△7.ペルーサ

 正直なところ、どの馬にも注文が付き、これでバッチリ、と言える存在が居ないながらも、各馬それぞれの持ち味を活かせば十分ハイレベルと言えるメンバーで、難しいと思います。とりあえず日本馬からは天皇賞(秋)で56秒台では走っている上位組を。

 極端なHペースかつレコード決着だったことで、時計性能やスタミナも問われた一戦であり、先行したり早めに動いて脚が上がってしまった馬に対しても、見直しが必要なレース。そのボーダーとしては56秒台かそうでないか、というところに引きました。トーセンジョーダンは距離延長は問題なく、デキも好調。ブエナビスタは絞り切れないという不安はありながらも、レース内容としてはやっぱり強いとしか言えません。エイシンフラッシュは3〜4番手追走ではバテて当然ですが、それでも踏ん張っていた方。トゥザグローリーでさえペース厳しい部類。伸びかけて止まってしまいましたね。ペルーサは展開嵌った方なわけですが、スローでも脚は使える馬ですし、明らかに前走は太めだったので、上積みは期待できるはず。

 ローズキングダムも5番手というのは厳しいペースですが、それでエイシンフラッシュよりバテてしまっていてはスタミナ面に弱さを露呈した形になってしまい、なかなか食指が動かない。ジャガーメイルは2000mだとスピード負けという解釈でも良いんですが、それでも伸びが物足りない。距離以上の何か上積みがあったとしても、他にも上積みの見込める馬はいるわけで、順番的に印が届きません。

 本命にしましたが、問題のデインドリーム。調教やレースを見る限りではスピードもスタミナも高い次元で備えていそう。凱旋門賞がレコードが出るほど硬い馬場だったとはいえ、そもそも芝が違うので比較はできませんが、時計が無いよりは良い、という扱い。そういった適性予測よりも、履歴としてこれは単純に強いんじゃないか?という印です。近3走が全て圧勝。4走前は5着とはいえ0秒2差。しかもマルレ賞は3歳牝馬限定戦らしく、3歳牝馬が58kgを背負うというのはどういうルールになってるのか知りませんが、それは負けても、そういうこともある、で片付けられるレベルなのでは。JCにおいて、3歳馬の好走は何度もありますし、牝馬でもファビラスラフインが2着、レッドディザイアが3着。やはり斤量は有利なんでしょう。調教後馬体重で430kg。小柄といえば小柄ですが、言ってしまえばディープインパクトがJCを勝った時は436kg。ウィジャボードだって背丈はあっても痩せ型でした。あまりそういうことで測るのは意味が無いんじゃないでしょうか。





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