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土曜の競馬終了後からパラパラと雨が落ちてきました。明日も降るようで、芝は一気に悪化していきそうな気配。もはや内側はボロボロです。さほどペースも上がらない外回りの1600〜2000mならまだいいんですが、短距離や、まるっと一周する内回り中距離ではそろそろ直線では外に出さないと。逃げ馬はキツイでしょうね。


【新潟4R】
◎9.ケイジーウィンザー

 良馬場だとそれ程でもないんですが、脚抜き良い馬場になると、脚長・大型馬が優勢になるのが新潟ダート。とは言うものの、ここのメンバーは大半が脚長。唯一脚が短めなのがリキサンヒーローくらいでしょうか。脚長から推したい馬としてはケイジーウィンザー。前走時は腰が良化し、かなり姿勢も出来も良く見せていました。スローは想定できていただけに捲るなりして欲しかったところですが、岩部騎手に期待するのはちと酷でしたか。上がり性能が抜きん出ているとは思いませんが、持続力はあるので、今回の鞍上ならチャレンジしてみて欲しいですね。


【新潟11R】平ヶ岳特別
◎2.バクシンカーリー
○6.ニジブルーム
△9.コウヨウサンデー
注3.メロート

 降級馬のバクシンカーリーが中心。骨太でパワーがあり、馬場が荒れていても、この馬の脚力と走りなら、例え逃げたとしても簡単には止まらないと思います。逃げ専の馬でもないので、多少融通が利くと思えば、一番無難な馬であり、強力な武器がある馬でもあります。

 相手に期待するのはニジブルーム。今の差しが利く荒れ馬場できちんと差して来れそう、我慢が出来そうな走りとなると、この馬しか見当たりませんでした。他はテンが速くても止まりそうだとか、上がりが掛かる差し馬場だとしても、さすがに脚が遅すぎだとか。この馬は馬柱にある4走は全てOPか重賞。さらに遡ってみると、500万(1600m)を勝ったときはコティリオンやエリンコートを下しています。未勝利(1200m)を勝った時は、2着に負かした馬がボストンエンペラー(現1600万下在級。しかも2、3着歴まであります)。約半年の休み明けということで仕上がりは鍵ですが、1200m実績はあり、履歴からは人気の盲点になっていそう。休み前で既に480kg台。3歳馬ですし、成長あれば尚、期待は高まります。

 少頭数ですし、展開(ペース、時計、上がり)は馬場(雨)次第なので差し引きが難しいところですが、前日としてはこれしかアイデアの出しようがない感じです。
 先週逃げ切ったサクセスゴーランドも連闘で出てきますが、最後はヨレて一杯一杯だっただけに、さらに馬場が悪くなって、クラスが上がってでは、いくら脚長で適性ある方とは言っても躊躇してしまいます。エクレウスでは脚が遅く、トップルビー、ミスターマスタード、ベストランでは非力。メロートがイマイチ得体の知れない感じ。京都も大概末期馬場のようですが、わざわざ連闘でここにぶつけて来るというのは引っかかるところです。オンファイア産駒では限界も高くはなさそうですが。

 こうして他を消していくことで浮かび上がってくるのがコウヨウサンデー。出来はずっと良いんですが、全く結果が出ません。気持ちが切れているとしたらさすがにもう厳しいのかなと思いますが、今回再度ブリンカー。前回ブリンカーをしたのは2走前で、その時は1200mでも逃げています。今回は逃げなくてもいいんですが、良い方向に馬具変更が嵌れば一発あっても驚けない出来ではあります。硬いのは気になりますが、トモや腰、腹袋がしっかりしていて、パワー馬場もこなせそう。前走は直線追ってないので。穴なら。





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