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京都10R
桂川S
◎6.ミスクリアモン
◎18.ナイアード
▲8.マッキーコバルト

桂川Sは、別定戦に変わってからのここ3年、圧倒的に前有利の決着になっていて、末脚自慢はことごとく全滅している。
G1当日の馬場設定のため、内ラチからキッチリ整備している影響も大きいのだろう。
テンのダッシュがダントツに速い馬がいた場合だけ外枠をケアするが、基本的には内枠の逃げ先行馬から入るべきレース。

同型に近い脚質の馬が大外枠に追いやられたり、あるいは中間の調整が一息だったり。または、自分のみが絶好の枠をもらえたり。
ミスクリアモンにとっては、相当良い条件が揃ったと言える。
ナイアードは1000万条件を勝ってから、2度格上挑戦を試みているが、どちらも実に内容の濃いもの。
準オープンに戻れば明らかにダッシュ一番。大外枠でなければ…だが、この人気ならケアしても。

マッキーコバルトは、今までの京都の成績は悪いものの、角田厩舎に転厩する前の話。
転厩初戦の4走前で既に結果を出しているが、本格的に栗東に帰ってみっちり調教を積んだのは今回が初めて。
道中のポジションはいい所を取れるはずなので、1分8秒程度で決まる馬場なら要注意。


★本日のメイン

新潟11R
信濃S
◎4.メイビリーヴ
○3.ケイアイアストン
△5.セブンシークィーン
△9.ニシノステディー

土曜日の競馬を見てると、内ラチピッタリ回っていた馬が一番伸びる馬場だったようです。
先週の競馬の後から補正を入れたか、回復したかでしょう。
コーナーのキツイ新潟で距離ロスゼロの部分が一番だとなると、そりゃ前行く馬・逃げ馬が圧倒的に有利。

特に、速いラップでガンガン飛ばしても大丈夫というタイプに期待したい所。
メイビリーヴは、中間にラップを緩めて最後まで余力を温存する逃げではなく、ラスト2F目まで速いペースで飛ばし、もう体勢を決めてしまった後で、ラスト1Fはグッとバテながら粘るタイプ。
新潟で芝が軽すぎるでもなく、外差しがそれほど強くない状況なら、こういう「位置取り確保急務」のタイプが強い筈です。
前回は明らかに距離の長いマイルだったのに、寸前まで粘っていましたからね。
冬毛が出る前の9〜11月が非常に調子の良いタイプで、もう冬場が近付いているだけに、今日のベスト条件で結果を出しておきたいですね。

ケイアイアストンは、バーデンバーデンCが非常に優秀。
前半33秒3で行ってたのに前が残ると言う高速決着で、当時の2着3着(逃げと2番手)は次のアイビスサマーダッシュで2着3着してました。
あのレース自体が、レベルの高いスピードを求められたレースだと言うことです。
今年のサマースプリントシリーズの北海道ルートは、スプリンターズSの結果から高レベルであることが明らか。
前回は他にダッシュの鋭い馬も多く半端に中団になり、渋滞の影響をモロに受けてしまいましたが、このメンバーなら高い位置取りを取れるでしょう。

スギノエンデバーは基本的にはスタミナ馬。
前回オパールSで交わせなかった1着2着馬を、バーデンバーデンCで交わしているケイアイアストンの方が現時点では上でしょう。

東京11R
ブラジルC
◎6.フリソ
○5.スターシップ
▲10.エアマックール
△4.タマモクリエイト
△7.インバルコ

府中の2100mに適性あるフリソ、というよりも、日本テレビ盃でカキツバタロイヤルをキッチリ交わす能力があるフリソが本命。
1年間スランプだったキングスエンブレムや、2年間スランプだった芝馬のヤマニンキングリーに上位を奪われるシリウスSのメンバーって果たしてどうなの?ということですね。
それよりは、スマートファルコンが出ていた日本テレビ盃や、先行勢が全滅に近い形になったエルムS組を、厳しい競馬を経由してきたということで強調したいですね。

特にスターシップは、ローテが理想的。
スランプから脱出の気配を見せたしらかばS、勢いを狙ったけども跳ね返された重賞、そして過去に適性を見せたことのある相手若干オープンで強い騎手。
前回は最内枠からの競馬で、全く馬群がバラけなかったですから、余力もあまっているはず。調教も北海道シリーズよりは今回の方がいいです。
エアマックールも前回は明らかに叩き気配丸出しなので、今回の適条件が狙い。

京都11R
菊花賞
◎14.オルフェーヴル
▲1.トーセンラー
▲8.ベルシャザール
△5.フェイトフルウォー

さすがに今年ばかりは、当日の馬場の影響加味しないと事前に当たる気がしません。
土曜夕方の大雨の影響がどうなのか、相変わらず強烈な内枠有利が続いているのかどうか。
今年はセントライト記念組にそこそこ手応えがあるので、全馬が内枠に入ってくれた以上、期待してみたい所なので。

コスモバルクがセントライト記念レコードを出した時のタイムが、2分10秒1。
本命不在の大混戦だったとは言え、あの時の1着2着馬が、本番では4着2着です。
スピード云々だけではない、ロングスパート力を示して速いタイムも出せることを証明したのならば、こちら菊花賞でもある程度通用すると考えた方がいいと。
今年のセントライト記念は、それに迫る2分10秒3。
速いラップで飛ばす馬がいたとはいえ、後続集団は3コーナーからかなり長く脚を使ってますから、随分厳しい競馬だったと思います。
中山適性があるかどうかの差はあっても、1〜4着馬にはそれなりの評価をするべきでしょう。
期待したいのは、あのセントライトを軽めの調教で臨んで出て、今回は調教内容が一変しているトーセンラーとベルシャザール。
最内枠に入った事、先行して勝負に出られる脚質であること、それぞれ強調点があります。
フェイトフルウォーも、内枠なら拾います。母系の血統が素晴らしく、馬体も間違いなくいいことは確かなので。






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