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★本日のメイン

札幌11R
STV賞
◎13.ステラーホープ
○10.マサノウイズキッド
▲11.ヴィクトリアローズ
△12.タガノザイオン
△1.ルナフライト

まともに調教を積めない札幌の環境、そして馬場はもう荒れてボコボコで道中もスピードが上がらず。
読みとしては、ハンデ戦だとしても、平均〜スローペースで上がり35秒半ばと決め打ちます。
洋芝適性を過去に見せていて、レースで上がり35秒前半の脚を見せて競馬出来るタイプを重視。

ステラーホープは、ここまでずっと北海道シリーズで好走を続けていて、しかも今開催の札幌芝で冴えに冴えている秋山騎手で、1500m自体も大丈夫だと証明したのにもかかわらずまだ人気がない。
これはもう馬のキャラとしか言いようがないですね。
確率考えればハングリージャックやタガノザイオンの信頼度がどれぐらいなんだと。
期待値でこっから振ってもいい場面でしょう。

マサノウイズキッドも、荒れた馬場を狙ってちゃんと仕上げて来た実力馬。
ヴィクトリアローズは展開も有利に見えますがこの1500mで息を入れて二枚腰で勝った=適性が合うんですよね。

阪神11R
神戸新聞杯
◎5.ウインバリアシオン
○7.オルフェーヴル
△12.ダノンミル
×11.フレールジャック

2400mの神戸新聞杯では圧倒的な成績を誇るダービーの1着2着馬が、全く問題なく無事に神戸新聞杯に出て来れるとなったら、他の馬はかなりチャンスが狭まります。
レース経験や距離経験で、2400mでキツイことをやっているというのは、このレースで本当に重要なこと。
後に菊花賞を勝つような馬でも、ここ神戸新聞杯だと「2400mで瞬発力を使う」と言う適性で負けてしまいがち。
「ダービー上位好走よりも、別の苦しさがある競馬だったんじゃないか?」というのがないと、逆転は不可能に思えます。
イコピコは、ラジオNIKKEI賞でトップハンデ57kg(3歳牡馬の春だとG1以外ではめったに背負わない)を経験していたんですよね。
いかな素質馬でも、古馬1000万や準オープンで54kg勝利→神戸新聞杯で56kgというのが結構末脚に影響したりすることも。

あともう一つ、「稍重〜不良馬場のダービー・オークス優勝馬」は、過去10年ぐらい遡って1度も勝ってないジンクスはまだ続いています。
スペシャルウィークがダービーで0.7秒ぶっ千切って勝って、それぐらい他と力の差を見せつけた馬でないと、次走G2以上の良馬場でまたさらに勝つというのは難しい。
このポイントを押さえて、自分はウインバリアシオン>オルフェーヴルだと思ってます。

他では、皐月賞当時まともな調教やってなかったダノンミルの巻き返し。
若葉Sの内容はかなり優秀な方ですし、今回は枠順と展開が有利な側面もあり、藤原英昭厩舎の勝負の岩田騎手。
数少ないG1帰り=前走57kgから楽になるパターンですし、今回は真っ当な調教過程を踏んでます。
ポジティブに見直せる要素が一番多いのはこの馬。

中山11R
◎9.シャドウゲイト
○7.アーネストリー

59kg背負う馬がなかなか勝ち切れないオールカマー。
しかも、アーネストリーは関東への輸送が苦手(東京&中山:0−1−2−1)で、本来は滞在で向かえる札幌記念に出走したかったはず。
それを捻挫で取り消して、仕方なくメンバーが弱そうに見えたこちらに矛先を変えたもの。
さらには、宝塚記念を勝ち切るタイプ自体が、持続力に特化したピーキーなタイプで、「圧倒的な力を見せて勝つか能力全部出せずコケるか」と言う成績の馬ばかり。
近年は、ディープインパクトやテイエムオペラオークラスでないと、宝塚記念を勝った次のレースは負けています。
アーネストリーは関東の弱いメンバーを相手に戦うのではなく、順調さを欠いた自分の体調、それと少頭数スローペースの59kgを相手にして戦うと考えた方がいいでしょう。

今年のメンバーで考えれば、2200mの経験・好走歴(適性)が既にあり、単純能力2番手と思える馬の単勝を推奨したい所。
瞬発力適性云々ではなく、コースの性質からしてこのレースはIDM上位が強い場面。
9歳馬ながらも至極順調に来れているシャドウゲイトの早め押し切りに期待。加藤征弘厩舎、田中勝春騎手ともに今開催はかなり好調なので。

カリバーンは正直調教映像見てるとイマイチ。厩舎の調子も相当落ちていて、仕上げもどうかと。
コロンバスサークルも、馬体のスケールがないピッチ走法でこの距離は微妙。
マイネルラクリマは騎手で消し。






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