スタッフコラム一覧へ戻る




  阪神8R
阪神ジャンプS
◎4.コウエイトライ
○7.クランエンブレム
▲9.マサノブルース

ドングラシアスって、前走の小倉サマーJSで当日全くオッズが揺れるところすらなかったですよね。
しかも、2着のシゲルダイセンは、次走相手弱化の小倉オープンで普通に負けてます。
実際あの小倉サマーJSはレベル的にどうだったのやら…という疑問は湧いてくるわけです。
ちょっと今回は過剰人気になりそうな気配だけに、昨年の覇者コウエイトライを再度押しでいいんでないかと思いますね。
前回も太い太いと言いつつ、そこまでひどい仕上がりではありませんでした。ま、ここ阪神も大得意で、下手にマーク甘ければ楽々逃げ切っていい場面でしょう。阪神は意外に馬場もいいですし。
クランエンブレムは、前回の馬体がなかなか良いと思わせた1頭。
弟に先に重賞を勝たれてしまいましたが、この馬も後に続いていい馬だと思うんですよね。

★本日のメイン

  札幌11R
エルムS
◎6.オーロマイスター
○11.バーディバーディ
▲5.ランフォルセ

札幌をずっと追ってる人たちなら分かってると思いますが、本当に札幌滞在の馬のデキはアテになりません。
中身の浅い調教ばかりで環境の変化もなく、馬が窒息してるんじゃないかと思うぐらいです。
残念ながら、函館は1週前に閉めてしまったため、函館のコース追いは先週まで。今週はどの馬の履歴も札幌ダートのものになっています。
もちろんこれはこれでいい方に考えられもします。
函館にいた馬がそっくりそのまま大挙して札幌ダートに入り、同じコースで追う馬が格段に増えるので、基準点を作りやすくサンプル数が増えます。
そのため、追い切り指数のような一元化基準で測りたい場合は、データのブレが減る、と言うことにも繋がるわけです。
単純にタイム命でスピードの内容がどうなのかを見る追い切り指数からしたら、願ったりかなったりでもあるでしょう。

その中で、調教で目立った動きだったのが、オーロマイスターとランフォルセ。どちらも追い切り指数は80台を記録しました。
特にオーロマイスターの場合、普段は美浦の坂路でラスト2Fだけ・BWも持ったまま流すだけの追い切りしかやってないだけに、北海道シリーズ函館・札幌の長めからのコース追いって、この馬にとってむしろ刺激になるんでないの?とは見込んでます。
函館ダート1700mはいっつも流れが合わないんですが、札幌のダート1700mは過去に3戦2着3回と連を外してないコースです。
あの半円コーナーがよっぽどこの馬の走り方に合う所もあるんじゃないかと思いますね。
そう言う得意コースに向けて、今回は大久保洋吉厩舎にしては珍しく、高い追い切り指数を出したというわけです。
59kgを背負う不利な立場ですが、厩舎からすれば、スランプ脱出を狙えるタイミングのいい場面だと考えてるのかも。

バーディバーディはもちろん強調。札幌の箱庭競馬でだけ頑張ってる馬に比べれば、よっぽど強いメンバー相手に戦ってきた馬ですからね。

むしろ、この函館〜札幌開催続きで、今回の調教が「札幌ダートで時計も出さないままの軽めの調整」の馬は、中身の上昇がないと見て評価を下げます。
前回高評価したメダリアビートや、連覇が掛かってるクリールパッション、それとエーシンモアオバー辺りも、今回の調整過程では強調できないですね。
キッズアプローズはまだまだ格下でしょう…。

  阪神11R
エニフS
◎3.ケイアイガーベラ
△8.ケイアイテンジン

ケイアイガーベラが阪神1400mのオープンに登場し、全くのいつも通りに栗東坂路で好タイムを出しているのなら、何も考える必要なし。
後は個人的に、白井厩舎が最近甦った気配があるので、ケイアイテンジンの巻き返しに期待ですね。
いくら終い2Fだけ伸ばしたとは言え、栗東坂路でラスト1Fが11.4ってホントですか?







スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||