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新潟は返し馬のツボがかなり狭いっぽい(相当特徴のある馬しか走らない)ので、ちょっと期待して見てもらえればと。

  新潟8R
新潟ジャンプS
◎4.コウエイトライ
○9.トリビュートソング
▲3.マジェスティバイオ

どの新聞でも太めだと調教師が言ってるそうですが、コウエイトライみたいな超A級実績のある逃げ馬が少しでも良い展開を得ようと煙幕張るのに必死なのは何となくわかるので無視。
中間の調整見る限り、全く問題がなさそうに見えますが…。
体の形は、連続障害こなす上で完璧なバランスしている馬で、スピードで圧倒的に上位で適性も十分な馬が未だに58kgで出られるんです。
そりゃこっから入るでしょう。

マジェスティバイオは60kgであれば十分力上位と見ていいんですが、それよりは58kgで出られるトリビューとソングの方に注目。
前走は断然の上がり1位で36.0。障害でこの上がりは正直珍しすぎ。要するに平凡な時計で脚を余したとしか考えられません。
五十嵐騎手がムーンレスナイトを選択したと言うよりは、下ろされたのでは?
距離延長ローテで好走フラグが立ってるのは、こっちの方だと思います。

★本日のメイン

  札幌11R
ポプラS
◎9.ギンザボナンザ
○6.ポケッタブルゲーム
△7.リリエンタール
△5.マジックビクトリア
△11.ドリームトラベラー

ギンザボナンザがIDM無印になってますが、◎とはたった1だけの差。
また、牡馬の57.7kgや58kgがいたり、牝馬の55.5sがいたり、3歳牡馬の55kgがいたりと、ハンデ戦なのに久々にやや力格上のメンバーが数多く揃った、レベルの高い番組でもあります。
何かしらの飛び道具が一つあって、ドハマりで勝ち切れるほど甘い場面ではないはず。
総合力で上位なのが当たり前で、さらに何かもう一味上積みがないと勝ち切れない場面だと見ました。この指数がどうのこうの…ではなくね。

で、高レベル世代だった4歳関東牝馬のギンザボナンザに注目。
中山マイルのセコ乗りのおかげとはいえ一度オープンでギンザボナンザに勝っていたり、桜花賞で0.4秒差があったりした馬です。
正直、中山しか走れないタイプだと思っていたんですが、前回函館で圧勝してちゃんとした洋芝適性を見せました。
道中の立ち回りも完璧で、さすが小回り得意な馬だと思わせましたし、あれなら札幌で性能落ちることもないだろうと。
同時に、前走の内容で今回IDM上位候補・さらに上がり指数上位に計算されます。

で、この馬のもう一つの見どころは、今週の追い切り指数の81という内容。
そもそも札幌芝・札幌ダート・函館ウッド・函館ダートと頭数が散ってしまう札幌開催は、調教の基準点を取るのがかなり難しいらしくて、今回のように上級クラスの馬が軒並み高い数字になってしまうこともあるようなのですが、
同じ函館ウッドの中で、「今週のメンバー比較で一番高い数字」「札幌記念に出るレッドディザイアよりも濃い内容」と言うのは重視してみます。
大体が、オープンクラスでもかまわないでしょと言う馬ですし、それがオープン馬並みの調教をちゃんとやっているというのなら。

ロイヤルクレストのように、前回が非常にレベルの高い内容だとは言え、中1か月以上もあるのにまともな追い切りが直前の馬なり1本だけ、しかも今回初距離の2000mだとか。
そんな無理難題を押しつけられて勝てるような変な場面ではないはず。
ショウナンマイティも重賞好走馬とは言え低レベル世代&低レベル重賞でのものですし、おまけに今回は初物づくし、浜中騎手も札幌のデータゼロ。梅田厩舎も灰色ランクで春よりも調子を落としてます。
こう言うのを人気させるんだったら、反してIDMが足りる差し馬を買うのが常道でしょうね。
ホントに雨だったらリリエンタール(コメント見ると夏負けらしいので晴れならなお消し)。他では洋芝本当に強いポケッタブルゲーム、あるいは丹内騎手のマジックビクトリア。

  小倉11R
TVQ杯
◎11.ダノンエクスプレス
○4.トップコマチ
▲1.イノセントリーサム
△10.ブルロック

1000万条件のハンデ戦なので、どうしても推定上がり上位馬は、隊列上後方にいる馬になってしまいます。
夏の小倉のダートは、毎年の傾向なのですが逃げ・先行・内枠有利。今年はそれに加えてサンデー系断然。
未勝利や500万条件でそう言うデータが蓄積されてて上のクラスなら違うだろうと思いきや、1000万以上の3鞍ともに先行馬優位の展開で、直線差し切りを決めるのはスタッドジェルランぐらいの格上級だけ。
能力拮抗のハンデ戦なら、やはり前・特に4角先頭の馬優位で考えたい所。

ダノンエクスプレスは正直かなり面白そうです。
3走前と2走前は、かなり厳しいペースの逃げを強いられた場面でしたし、両方とも差し馬優位の展開。前回は短距離馬の多い番組で逃げられもしませんでしたが、それでも追い込み馬が勝った流れでした。
久々に中距離らしいペースで逃げられる、楽な流れになりそう。展開予想の上では、まず確実に逃げられるダッシュ差があるはずなので。

そして、トラックバイアス強烈な場面ですから、前回外枠で変な競馬になったトップコマチの負け方は全く気になりません。
そもそも響灘特別は、勝ち馬と2着馬が強すぎて後方3着以下に千切られた馬同士の席の取りあいでした。あんまり内容のいいものではないでしょう。
外枠で半端な競馬になった先行馬は、内枠に入れば当然見直します。
というわけでハンデ戦なら強敵相手にかなり良い競馬をしているトップコマチを強調。

イノセントリーサムは前回の勝ちっぷりが良く、小倉ダートも圧勝でこなした履歴がある馬なので、イイ枠にハマって騎手もまともなら。
ブルロックは展開が向くなら…と言う程度。

下級条件で捲って勝った・差して勝った馬は、上のクラスの前残り馬場なら当然下げます。外枠ならなおですね。

  新潟11R
長岡S
◎10.ラドラーダ
○1.チャームポット
▲14.エイシンパンサー
△3.ニシノステディー

中距離やマイルで好走しているネオユニヴァース産駒を、1400m以下に距離短縮させる厩舎の心情は、さすがに良く分かりません。
あんな踏み込み緩い要素の多い(繋が深い飛節が深い、筋肉が鈍い、しかも細身系)系統ですし、血統の限界でどうしようもない部分は絶対にあると思います。

それよりはスランプ脱出の機を狙ってるラドラーダをもう一度考えてみたい所。
北村騎手となら、府中開催の極端な内枠有利の時に外枠引いた時以外は全てちゃんと競馬出来ています。
相当真っ直ぐな直飛節の馬なので、スピード出過ぎる分脚の使い所が思ったよりも難しい馬ってこともあると思うんですよ。
それだったら新潟の1400mはむしろ好材料ですし。

他では近走に比べて調教内容が大きく変わっているらしいエイシンパンサーも。
そもそも準オープンを6回好走している馬で、小倉の持ち時計的に言ってもスピードは上位。
新潟1000mになるともっと特殊な馬がやって来るので質が変わりますが、新潟の芝は本来もっと上手いはず。
チャームポットは妥当に評価。





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