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  新潟1R
◎10.デリケートアーチ
○14.ランドフォール
△12.シシリアンルージュ

上位ランク厩舎の買いパターン研究の中の一つ、新馬からの折り返し。

夏競馬のローカル開催の短距離ダートや短距離芝は、今回のメンバーのようになかなかIDMの高い良い馬が揃わず、下位厩舎の使い詰めの馬で吹き溜まりになってるのが常です。
こう言う現象は、特に北海道シリーズだと酷いですよね。少頭数なのに番組表の厩舎欄を見ると真っ黒とか。
その中で、ポツポツ登場する、黄色以上の上位ランクの馬を狙い打ちするやり方です。

・新馬戦でパドック点が入る
・新馬戦で上位人気していた
・前走から間隔が短いのに、大幅な条件変更がある
・中間の調教内容を見るに、大幅な良化が見られる

前走で大きく負けていても、何かしらのいわゆる見所らしきものがあって、厩舎は良いムードを維持している。
そこで今回の変わり身の根拠がありそうな時に狙い打ちするというやり口です。

デリケートアーチは、デリキットピースの妹で、社台ファーム生産馬。
新馬は蛯名騎手騎乗で追い切りの内容も悪くなく、それでいてパドックで見ても何ら悪い所は見当たらない様子でした。
しかし、レースではスタートで腰を落として出負けし、砂をかぶってバカついてばかり。最後の直線で前に馬がいなくなってからチョロチョロ伸びていると言う内容。
レースでまるで消耗していないためか、7月24日にすぐそこそこの時計を出しています。

社台ファーム生産馬+今期2歳戦で絶好調の武藤厩舎。
今回のメンバーは、あまり上位ランクの厩舎の出走がなく、仕上げレベルの差が随分開いていそうなメンバー。
直前にキッチリ追い切ってくれてればベストでしたが、中舘騎手に乗り替わりということは先行させる狙いがあってのことでしょう。
馬は確かだと思うので、十分巻き返しを狙える要素が揃っていると思います。

それと、黄色以上のランクではないんですが、ランドフォール(矢野厩舎)も買い条件だと思います。
前回パドックで本命打つほど形が出来ていて、そこでは大きく負けたんですが、中間しっかりした内容の調教をつけて、今回は大幅な条件変更。
蹄立ってますし歩幅が狭く窮屈な筋肉してますし、ダート替わりと距離短縮はいいでしょう。
これも、比較的上位のランクの厩舎と言う背景があってから選びたいパターン。

ヒヅグータスは、正直、馬なりでスイスイ逃げられるような格上スピード馬ではないと思うので、十分ケンカ売っていい場面だと見てますから。

  新潟7R
◎7.フィーバーフュー

「テン指数・位置取り指数・ペース指数」が全て1位。
今の所直線競馬は、直線の半分過ぎてからの差しがほとんど決まってない前残り傾向ばかり。ラップ・クラスに関わらずです。
それなら、上がりがいくら優秀でも役に立たない馬場ということ。
ここ3週間ぐらい、新潟直線はずっとこの「先行系指数が揃って優秀な馬」パターンで決まってるので。

馬体で見ても、腰高体型で体に硬さがあって踏み込みの浅いタイプなので合っているはず。

アイティクイーンもいいんですけど、前走の55.9(稍重)はパンパンの良馬場でやることを考えると、不安な材料ではありますね。
ひょっとしたら0.5秒どころか1秒速い決着になるかも知れないので。

  新潟9R
◎3.ヌーベルバーグ

ちょっと展開予想を見てみると内枠に入った分隊列不利のようですが、新潟の外回りに替われば巻き返しが大きいはずと見て。

ヌーベルバーグの前走は、京都開催の最終週だったのでは?
もう馬場の最内が最悪の状況だった時のはずです。そこで1番枠だったんでしょう。
レースを見ても内ラチ沿いから逃げられずに、スローの展開ながらもずっと通ってる内ラチ沿いの馬場と左手が壁の隊列が悪すぎて押し上げて行けず、ずっと馬群の後ろで仕掛けあぐねてる展開でした。
あれよりは今回の方がさすがにましでしょう。
それと前走の500万は、次走好走馬が既に5頭もいる高レベルだったよう。
そこで1番人気背負った馬なんですから、馬もいいんでしょう。それなりに。


★本日のメイン

  札幌11R
札幌日刊スポーツ杯
◎6.ダノンブライアン
○3.ストロングポイント
▲4.ミスクリアモン
△5.キヲウエタオトコ

開幕週の準オープンの札幌1200mなら、半分より外の枠はほぼ無理のはず。
展開予想を信じてみます。
函館でずっと乗ってたようで、調整は全く問題なさそうなダノンブライアンを。

この馬は基本的に腹ボテずんぐりの骨太体型で、ダートに行った方がいいんじゃないかと言う見た目なんですけど、それでも準オープンで先行出来ちゃうと言う基礎スピードがある馬です。
もちろんああいった形をしていてキレ味があるわけはないんですが、こう言う体力バカのパワー系先行馬は、洋芝が異常にいいはず。
ハコか番手に取り付いて洋芝適性があって、IDM59を出せる馬だったら十分勝負になるでしょう。

開幕週なので穴は当然内枠。
ここ3走、超高レベルのスピード勝負をしてきたストロングポイントは要注意。
小回り競馬も全く問題ないと4走前に見せましたし、丸田騎手とかなり相性がいいので。
指数だけ見比べれば2番手ぐらいでも十分行けます。

ミスクリアモンは、藤田騎手が降りた上に同型が案外絡んでくるという展開になってどうかと言う所。
4角出口で他を2馬身離してないと勝てない馬なので。

  小倉11R
九州スポーツ杯
◎12.セイクリッドセブン
○8.カネトシディオス
▲3.エクスペディション
△11.メイショウナルト

相変わらず上がり1位が強すぎる小倉芝。そう言う馬場ならセイクリッドセブンでしょう。
この馬は4走前、比較的馬場が荒れて来た小倉2000mで妙な展開にハメられて負けてますが、その時も一番の末脚は見せました。
また、1000万クラスを過去に6走して、5回も上がり2位以上を出しています。今回も推定上がりは1位。
確かに今回、展開は前残りになりそうなムードなんですけど、確率が高そうな実力ある先行馬は軒並み人気していて、ちゃんと目標は分かります。
そもそも3角で中団辺りにいたら絶対1000万は楽に勝てる馬ですから、この距離延長で意外にアッサリ好位とかあってもおかしくないんです。

  新潟11R
越後S
◎14.リッカアリュール
○15.デイトユアドリーム
▲8.ナムラカクレイ
△4.トーホウチェイサー
△11.グローリールピナス

リッカアリュールはテン指数1位+位置取り指数1位+前後半合計1位。
展開予想見ると逃げ切れてなくて若干微妙な印象ですが…。
それでも前残り馬場が続く新潟は、分解指数でことごとく優位の先行馬の押し切りばかり。ここは信用してみましょう。

前回こそ少頭数かつダート馬向きの馬場になってくれたことで好走できましたが、本領は芝ではなくダート。
芝スタートでミスする確率が減り、一度叩いて今回は万全の調教。外枠の馬に逃げ切られると新潟ダート1200mの内枠先行馬は総スウィープされちゃいますから、リッカアリュールの押し切りに素直に期待したい場面。

前回道中追走を全くせず、直線で物凄い脚を見せたナムラカクレイに要注意。
あと脚元良化顕著のグローリールピナスも。うーん、ダート馬なんでしょうかねえ…。





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