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  新潟2R
▲4.コスモソユーズ

これも昨日のトラックバイアスネタの流れ。
コメント中心の新聞の方では、「4着以下低レベル」などと書かれていますが、まあ馬の動きとしてそう見えるのは仕方なしかと。
7月10日の中山は本当に内枠の馬は無理でしたからね。
コスモソユーズはダートで2着3着の実績があった馬ですが、前走のレースが久々の芝でした。内の2番枠からスタートし、テンから速いペースを先行させられ、まるまる一周ボコボコの部分を通らされての4着は正直立派だと思います。
ネオブラックダイヤやオーピーキングに、最後の余力使い果たした部分で千切られたのは仕方ないでしょう。
今回はオーピーキングとは差が詰まるやもですし、逃げてほぼ同じIDM出してるダイワハリントンより前に来てもいいですよね。

  新潟4R
◎6.メジロクリントン

前走の4角不利…の話ももちろんありますが、これは鞍上強化が大きいでしょう。
ショウナンサミットは交わせると思うんですが。

  新潟7R
◎6.コンプリート

揉まれると本当にすぐ止めてしまう馬なので、アテにならないと言えばなりませんが…。
新潟は得意なスピードタイプで、ここは単騎逃げが十分見込めそうなので。
今の新潟は上がり1位が全く通用しない状況でもありますから。

4走前が重賞の超ハイラップ→次走はスンナリ先手が取れてそこそこのメンバー相手に巻き返し(勝ち馬はオープン2着馬)。
そして2走前は震災ローテで馬体を減らし、前走は皐月賞当日の圧倒的に外枠不利の馬場状態。
気難しい牝馬なので馬体は回復してて欲しいですが、今回は条件がフラットです。

ケイアイアルテミスは前走が外伸び馬場恩恵の大外枠、ユキノサイレンスも外枠有利状況でゆったり先行出来たスロー。
今回はあまり強調したくない条件も揃ってますし。

  新潟8R
◎2.ニシノサンタロウ

脚抜き良い馬場が維持された方がいいタイプですが、降級初戦でいきなり良い条件。
大トビの超脚長で、マイルとか無理でしょう。実は1800mと言っても、中山は上手くないですし。
この単調なペースになりがちな新潟の方がいいはずです。

  新潟9R
▲4.ディープスノー

これも巻き返しに期待したい馬。
繋細く腰が甘めで、ディープ産駒の特徴が出たバネ型牝馬なので、前回は中山の最終週の、馬場が荒れたダート馬向きのタフな状況が応えました。そこで一番馬場の悪い所通らされる最内枠ですからね。
タングルジャングルはそこで一応好走していますが、あの状況でアッサリ負けたこっちの方が巻き返しの度合いが大きいはず。

  新潟10R
◎6.ダブルレインボー

千葉日報賞はだれがどう見てもおかしなラップです。
おまけに馬場が荒れてた影響でそういう流れになったので、先行した馬はほぼ総崩れ、残ったのも外枠でしょう。
ダブルレインボーは馬体も新潟に向けてなのかキッチリ出来ていて、返し馬もバッチリ動いてましたが、2000mであの息の入らないラップですからね。それで内に押し込められてるんですから。

それが今回はほぼ生涯で好走例がここしかないと言う新潟外回り、スローの上がり勝負濃厚なメンバー、しかも距離短縮。
今の新潟は相当にサンデー有利ですが、弾けていいと思います。


★本日のメイン

  函館11R
◎3.オリオンスターズ
○7.パドトロワ
△10.メイビリーヴ
△8.ローズカットダイヤ

鉄砲が大得意、1200m、ハンデ55kgのオリオンスターズで。
1回函館が過ぎてもう開催も少ないのに、準オープン〜オープン以上のレースを狙って「ずっと函館に滞在して調整してて直前の追い切りバッチリ」。
これがもう、ここ狙ってるとしか思えない使い方なので。
ローズカットダイヤの場合は、2本しか時計がなく、その分札幌狙いかな?と思える調整。ま、適性があるので拾いますけど。

函館スプリントSは外枠不利がかなり大きかったパドトロワが本線。
メイビリーヴは全国どこに出してもおかしくない仕上げでずっと来てて、ここは単騎逃げが見える場面なので強調はします。

ロビンフットは函館得意ですが、どうも実力的にハンデ52kgだと重いような…。
堀井厩舎の1番馬なんで狙ってると言えば狙ってるんでしょうけど、吉田隼人も函館乗れてないので…。
ショウナンアルバはいつまでたっても出遅れが改善せず、しかも道中毎回掛かる扱いづらい馬。
初騎乗なら論外扱い、一度この馬で好走してる騎手の方がいいと思います。
ビスカヤは乗り下がりが大きいと判断。

  小倉11R
小倉記念
◎5.アドマイヤメジャー
◎6.リクエストソング
△18.エーシンジーライン
△4.ヤマニンキングリー
△12.サンライズベガ

調教映像で強調した馬が両方とも内枠に入ってくれたので、これは2頭とも推します。

さすがにAコースの威力は強力ですね。
単勝1倍台ならともかく、本当に半分より内枠の馬しか来ません。
おまけに展開予想では1〜6番枠の馬が軒並み上位(アドマイヤメジャーは脚質が捲り想定のようなので吹っ飛んでますが)。
ワイドは絶対に内枠の馬に流すべきかな、とは思います。

しかし、七夕賞→小倉記念のローテで一つ強調したいのは、当日の馬場状態に殺された内枠の馬。
今回出走してるのは、最内エーシンジーライン、サンライズベガ、アドマイヤメジャーですか。
道中でそこそこ行く脚があり、好ポジションを取れて小倉も良いタイプ。これら3頭は巻き返しを期待したいと思います。
エーシンジーラインは直前の追い切りが唯一小倉ダート。前走が転厩初戦で最内からの無理逃げ、今回は叩き2戦目で厩舎としても勝負体勢ってことなんでしょう。この大外枠はかわいそうな所はありますが。
アドマイヤメジャーは、前回のようなスローペースではなく、今回のようにテン争いが厳しくなるラップの方がいいはず。
前回は捲りましたが、当たり前ですが押さえても競馬は出来ます。行く脚はあるので先行してもこちらとしてはOK。
上村騎手はわざわざ函館からこの馬の騎乗2回目のために乗りに来てますし、勝負気配は間違いない所。

リクエストソングは、過去のレースざっと見てもらえれば分かると思いますが、スタートはバシッと決められる馬なんです。
何でか騎手が先行させたらダメだと思っているのか、二の脚使う所でフワッとさせてしまうんですが…。
2000mの距離でスタート決めたら、先行位置は取ってくれるのでは。鞍上もそう言うタイプですし。
末脚は毎回確実に見せているので、今回の展開予想の計算上1位になってるのは、信じてもいいと思います。

内枠の紐穴で期待したいのは、重賞2勝していながらハンデ56kgに下がったヤマニンキングリー。
1〜3枠はスランプも酷い上にハンデも重いので、あまり強調はしたくないですね。

  新潟11R
NST賞
◎14.ドスライス
○4.インオラリオ
△2.レディルージュ
△8.アースサウンド
△10.グリフィンゲート

ハンデ戦のダートで牡馬57kg、牝馬55kgがいないメンバーなので、オープン目線で言うと誰しもが根本的には信用置けない要素アリだと思った方がいいんです。
準オープンのチョイ強いメンバーと同等に見立てるのも違うと思います。
なので、あくまで今の新潟の傾向を強く見ます。

新潟ダート1200mと言えば、今までならずっと外枠でしょう。そして圧倒的な前有利。
アースサウンド自身も前回は外枠から揉まれない形で押し切ったことを考えれば、今回はその立場に立つドスライス有利と見ます。
ちなみにパドック的に言うなら、夏場のダートオープン戦でパドック見比べると、どうしたって関西馬の方がモノが上に見えます。そして実際勝ちます。
前回、関東の準オープンで圧勝できなかったアースサウンドを、−1s減程度で中心視するのはどうかと思うんですよね。

高レベルのプロキオンSから帰って来た関西馬の方が、よっぽど濃いレースしてきてると思うんですけどね。






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