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  【中山9R】隅田川特別
◎1.ギンザボナンザ
○9.ニーマルオトメ
注8.マヤノマヤ
△10.カグニザント

 まず降級の2頭。ともに中山実績も十分で距離もベスト。特にギンザボナンザは、このコースで最内枠も絶好。面白そうなのはマヤノマヤ。元々、500万下を勝たずに、格上挑戦で1000万下を勝ち、以後も500万に出れるのに1000万を中心に使われていた馬。それでいて1000万でも度々好走しているように、あまり昇級というイメージはないです。いまいち好走のタイミングが掴めませんが、緩急の無い走りで、徹底持続型。飛ばし過ぎてもバテてしまい、スローに落としすぎても末脚で負けてしまうという難しいタイプですが、時計的には十分通用のものは持っています。中山マイルもベストの部類。ロイヤルクレストが展開的に主張するかもしれませんが、シャイニンアーサー共々スピード無いのでどうかと。カグニザントが来てしまいそうなら諦め。スピードはありますが、気性的な難しさをまだ残していて、芝ではあまり乗れていない松岡騎手のテン乗りも不安材料。


  【中山11R】中山グランドジャンプ
◎9.オープンガーデン
○8.マイネルネオス
▲2.エルジャンクション
△12.メルシーエイタイム
△5.スズカスペンサー

 ここ2週、中山の障害は時計がかなり早く出ています。スピードがないと話にならないレベル。時計的にも実力的にもオープンガーデンの復活を期待。復活と言っても前走で勝ってるので、順調に来てくれれば、というところ。マイネルネオスが実績を上げ出したのはオープンガーデンが離脱していたこの1年のこと。中山自体は得意ですが、単純に大障害の時計を比較してみるとオープンガーデンの方を上にしておきたいところ。もちろん年が違うので単純比較はできませんが。
 メルシーエイタイムは実績最上位は確かなんですが、昨年辺りから年齢落ちの可能性もあります。絶対的なスタミナが持ち味だったこの馬にとって、不良馬場だったとはいえ落馬というのは考えにくかったですし、大障害にしてもスピードで負けてしまっていました。メルシーエイタイムにとっては、オープンガーデンもマイネルネオスもテイエムトッパズレも今まで先着してきた馬たちなので、年齢落ちでも比較で上位、はありえますが、今年は順調なローテとも言えないので、下げ気味で。
 注目したいのはエルジャンクション。飛越は確り高くも飛べていますし、溜めが利いてスタミナがありそうなレース振り。OPすら勝っていない馬で実績は確実に下の扱いですが、4000m級の距離は向いているのではないかと。先週は未勝利ですが、シンボリクリスエス産駒の初障害馬が勝ちました。この産駒は平地だとスピード不足になるので、障害向く血統かもしれません。





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