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土曜日の阪神は、この時季としては奇跡とも言える風が、時折、パドックに吹いてくれました。それでも、地獄のような湿気と暑さは相変わらずで、帰宅後は、心身ともにグッタリでした。自分で体を冷やすことができる人間でこの有様ですから、出走各馬の体力消耗は計り知れません。そして、いつものように、風が吹かないパドックに戻れば・・・。考えただけで熱が出そうです。
  東京11R 安田記念

◎13番 ダノンヨーヨー

 前走時からの変わり身が非常に大きく、筋肉が見事に隆起しています。肢軸の関係で、特に左前脚の捌きがぎこちないので、坂路の動きが地味だったことは心配していません。ウィリアムズ騎手の手綱で、走り方が大きく変わってきそうです。


 なお、先週オルフェーヴルでダービーを制した池江寿調教師、そしてその父、池江郎調教師は、現馬主の浅見国一氏の厩舎に所属していました。そして、同馬を担当する井調教助手も、浅見国厩舎時代に骨折したヤマニングローバルを復帰へ導いた、名厩務員。その彼が渾身の力で、大舞台に向けて造り上げた馬体を、ぜひパドックでご覧ください。

○2番 シルポート

 上体に適度な柔らか味があり、輸送でちょうど良く仕上がる体つき。前走時よりもデキが上向き、気配も上々です。

▲8番 アパパネ

中間の写真を見ると、右前の目の周りの毛が抜けているように感じられました。体つきは維持しているので、適性が高いマイル戦で引き続き期待。

注5番 サンカルロ

 追い切りの動きは今ひとつでしたが、一定のレベルでデキは安定。息遣いの面でアテにし辛いタイプなので、スムースに運べることが条件になります。

△16番 ジョーカプチーノ

 前走時よりも体に実が詰まってきました。引き続き雰囲気も良いのですが、追い切りで舌がハミを越していたのは心配です。

△4番 クレバートウショウ

 少し目の周りが黒くなっているのが気になる材料も、上体の仕上がりは良好。気配もまずまず。

△10番 リディル

 追い切りの動きが素軽くなり、手応え良くグングン伸びています。復調気配。






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