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★本日のメイン

  新潟11R
◎6.ナサニエル
◎10.メイショウブンブク

少し枠を広く取ってみます。
新潟の500万を良い勝ち方してたり、あるいは1000万で複数回2着入線した分だけ斤量を背負ってる馬は、ちょっと興味が薄いですね…。
新潟適性・単純な1000万地力上位というだけなら他に一杯いて、抜きん出た強調点がなさそうだからです。

なので、ちゃんとした勝ち方で1000万を勝っていたり、もっとレベルの高い所で好走していてその分背負ってる馬に注目。
クラスが違う可能性に賭けると言う考えですね。

まずは、脚部不安に喉疾患と全く順調に使えてないながらも、良血背景があって伏竜Sの内容が未だにレベル高いナサニエル。
別に普通の調教だったらスルーしていたんですが、助手が乗って美浦坂路で好時計連発していて、直前追いは騎手が乗ってのものでも49秒台。
ちゃんと走れば強いと思ってますし、前走の1600mはどう見ても短いので、狙うべきなら差し馬場の1800m。今回でしょうと。
そして、1000万はキチンとした形で一応勝っているメイショウブンブク。
前走見るからに太いのなら話は別ですが、そこそこ作ってきてたと思えただけに、馬の集中力一つだと思うんです。なので、叩いて簡単に変われる状態だと見ています。
決して今回がいい条件ではないんですが、スタミナのある強い先行馬というのを見て、ですね。

上位人気馬は期待値どっこいどっこいだと思えるだけに、ここはダートばっかりやっててもうこなれてるだろう現場担当者の読みに期待したい所。

  阪神11R
天王山S
◎6.レディルージュ
△7.インオラリオ
△16.ケイアイテンジン
△2.マルカベンチャー

キャラがそれなりに立っていて骨っぽい逃げ馬と追い込み馬が揃ったとは言え、みんながみんなオープン以上の1200mで番を張れるレベルではなく、そもそも経験も少ない。
しかも、どの馬も最近勝ち運がなくて、詰めの甘さを補ってみようかとこの番組に出てみたという風ですね。
これはどこか、人気馬が実力通りとは行かない場面なんじゃないかと。
人気の差し馬に展開が向くはずとかそういう問題じゃなく、ハマらない条件でどれぐらい地力発揮が効くのか未知数なのに、馬キャラで人気していることを問題にしているわけです。

ということで、条件戦上がりで指数足らずですが、まだダート無敗のレディルージュがここでも通用する目を考えます。
この馬、究極というぐらい完歩の小さいピッチ走法で一瞬脚タイプなので、芝だと最後競ってバネの差で毎回負けてました。
その間、鞍上にもかなり問題があったものと思いますが…。

しかし、年末年始の休養を経て10kgほど馬体が増え、ダートへ路線転換させたことが吉と出ると思います。
なにわSも見ましたが、それほど強い相手ではなかったにせよ、当時まだまるで乗れてなかったリスポリが直線半ばまで完全に蓋されて大きく後手踏んでるのに差し返した内容でしょう。あれは強いです。
中間猛時計を連発していますし、前走は度外視可能な条件。ピッチ走法の馬が外枠に入ったら絶対無理という日でしたからね…。
阪神1200mでいい感じの中枠を引きましたし、変則コーナーの条件で小器用に機動力を使える強みを生かせれば。

他は適当に面白そうなタイプに振ります。
先行勢としては、前回コーラルSで外枠の馬にわっせわっせと押しこまれて下げざるを得なかったインオラリオと、中間の調教の様子が良く阪神が異常に上手いケイアイテンジンに期待。

ワールドワイドは、条件戦の頃から馬の適性考えてずっとずーっと1400mばかり使われてた大トビ。今更ねえ…という印象です。持続力確かにあるんですがここでは遅いでしょう。
シルクフォーチュンは出脚が改善する様子が全くなく、今までも追い込み馬がハマっていい条件・ペースで馬券圏内に届きません。出来の問題もあると思いますが、もうオープンだと頭打ちでしょう。
中山の準オープンで見たときにも、そもそもそんないい馬だと思ってませんでした。
プレミアムレースでオッズ的にガチ勝負した馬は、ヤリを決めた反動なのか、どうもその後オープンでイマイチっていう馬が多いですね…。

  東京11R
ユニコーンS
◎15.コルポディヴェント
○9.グレープブランデー
▲14.ボレアス
△16.エーシンブラン
△5.タマモブラウン

いぶき賞は今シーズンの新設オープンだと思うんですが、同時期の3歳ダート京都1800mと言えば、端午S。
ユニコーンSの最重要ステップになるレースで勝ったグレープブランデーは当然注目してしかるべき馬でしょうが、玉石混交の3歳春ダートオープン中距離って、伝統的に揉まれない形で持続力を目一杯使える外枠が有利。
端午Sを上がり3位以下の先行押し切りで勝った馬は、それなりに好走はしても府中用のキレ味を持たないのでユニコーンSを勝てないというジンクスもあります。ごり押し型として1800mにピッタリ過ぎる悪い面もあるんでしょうね。
ここにちょっと注目してみたいところです。

そして、そういうダート中距離の持続力勝負にて、死に目の内枠で割りを食ったコルポディヴェントが今回得意条件に戻って逆転があると見てます。
NZTの時も前走もそこそこ調教いいと思ってたんですが、厩舎としては500万のパフォーマンス見た時点でここに照準合わせたローテだったのかもしれません。
近3走の中で今回が1番凄い調教してます。
馬場差が違うとは言え、ヒヤシンスSより0.8秒速いタイムで勝った条件ですし、叩いて体調良化&条件好転があるなら、前走ベスト条件の勝ち馬を十分逆転できていいです。

ボレアスも、3走前は鞍上が勘違い騎乗しただけですし(1倍台の断然人気馬マークして先行集団放置しすぎ)、真っ当な乗り方が出来る馬だと言うのを前走見せてます。それなりに。
他は自分が近走見てない馬に注目ですね。4〜5月の府中開催500万にて、上で通用するレベルの馬に出会った覚えは全くないので。
オメガスカイツリー?ホノカアボーイ?いくら低レベル世代とは言えどういうこと?って感じですんで。






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