前日情報へ戻る



関東地方は夕方過ぎから雨が降り始めて、もう結構強いですね。
明日はちゃんとした重馬場になっていると思うのですが。
馬場が完全に変わってて特殊な脚してないと走れないような状況だと決まっていれば、かなり対処しやすいんですがどうでしょ。


  東京7R
◎8.ミッキーレモン

これ初戦見た時なかなかいい馬だとは思いましたが、中山に出た時に馬体細ってしまったんですよね。
外見のバランス的に良かったので、パドック点は打たれたみたいですが、スタミナ条件でそういう「使い減り」が出てしまうのはよろしくない要素でした。
牝馬は怖いな〜と思える一事象です。

こう言うパターンは一度リセットして正解でしょう。
ロージズインメイ産駒は本当に重がいいですし、スピードで勝負できるタイプだと思うので、いきなりから。

★本日のメイン

  新潟11R
◎8.スマートムービー
○12.ジニオマッジョーレ
▲7.スプラッシュエンド
注3.リネンパズル
△9.ワンズガーボット
△4.エーシンスポール

先週日曜のWIN5対象レースだった駿風特別は、雨の影響があったにせよ、もう外ラチ沿いを敢えて狙っても全く伸びないのが確定的。
大外8枠は本当に死に目ですね…。開催1つ終わって直線競馬で8枠が1勝もしないなんて、過去傾向からは信じられない現象です。
この直線レース自体、一旦は外ラチ沿いに馬群が密集するタイミングがあるものなんですが、結局伸びるのは馬場の真ん中。
引き続き、真ん中枠でそれっぽい馬を選びたいのと、どうも今開催かなり絶好枠っぽい黒2番枠(3-2-3-12/20で複勝率4割)に注目したいところ。

今開催は今まで散々嫌っていた直線の逃げ馬ですが、今回に関してはダッシュ優秀で逃げ想定になるスマートムービーに注目。
今回展開1位になるのは、開催進んで直線走ってる限り中途半端な位置づけになる馬ばかりになったメンバーの所に、少しばかりいい形の逃げ馬が登場した組み合わせの妙もあるでしょう。
つまり、「上がり目がなくなったメンバー+雨が降って今までの傾向がどうなるか分からない状況」→「過去のパターンの潮の変わり目を気にしてもいいタイミングでは?」というのに期待しています。
そう言う場面で、「完全別路線(休み明けでフレッシュ)」+「サクラバクシンオー産駒のダッシュ優秀な馬」+「雨が降って斤量が軽ければ軽いほど良い状況で51kg」+「指数的な背景はある」という馬が颯爽と現れてくれたので、これは狙おうと。ちなみに鉄砲は効くキャラです。

本来、テン32.9のダッシュで小倉で粘り込むようなキャラなので、ここまで逃げ馬が致命的にダメという状況でなければ、適性を買われて普通に穴人気している馬のはず。
勝負の流れ的に言って、メイショウナナボシは前回ド人気薄での激走→今回1s増えて人気になったり、サアドウゾが死に目の8枠に入って53kgなのに実力上位のような扱いされる相手関係というのが気になります。
元々この2頭が走る前提は、末脚がバンバン効く過去にないシチュエーションだからこそ好走できたという、「場の助け」の影響がかなり大きいはずなんです。
メイショウナナボシなんて、出負け→流れに完全に乗り遅れて追っ付け追っ付けのレースでしたからね。あんなド恵まれもいい所という脚色の再現を期待して人気させてるんでしょうか?現実、前走の走破タイム本当に遅いのに…。
こういうのはやってみないとわからないものではありますが、「いつの間にか差し不発の馬場に替わってたら一体どうするんでしょうね。」ということなんです。

ジニオマッジョーレは、前回パドックで本命打たれて激走馬扱いになってます。
これは、前回休み明けで体減らしたのが影響したのでは?直前追いの時計も正直イマイチでした。それに当時は先行不利の状況。
それが今回は3週間の本追い切りが一杯追いで、直前の時計も出ているため調教&仕上指数が上がってます。体が戻って来るフラグかも。
体調に全く問題ないのであれば、素直に叩き2戦目上昇を期待して良さそうな場面。

スプラッシュエンドは、かなり完歩の小さいピッチ走法で、この直線に出てみたらどうかとぼんやり思ってました。
2走前休み明けは冬場なのに500kg大台に乗って生涯最高馬体重。1400mという馬でもないのでこれは惨敗仕方なし。
前走はラストハロン14.0も掛かる、1000万としてはドがつくハイラップで、微妙な先行馬では到底残せやしない展開。
調教がイマイチな感じのようですが、単純に直線は適性がある馬だと思うので、思い切って狙ってみたい所。

あとは、14番死に目枠から3番好枠に移動したリネンパズル、他に52kg軽量先行馬に振ってみてどんなもんかと。
今開催は本当に14〜16番のダメ枠という状況があったので、それの巻き返しはあってもいいと思ってます。

  京都11R
金鯱賞
◎2.ブレイブファイト
○8.ネオヴァンドーム
△13.ルーラーシップ
△11.サンライズベガ
△9.アーネストリー

ルーラーシップ→アーネストリー→キャプテントゥーレのIDM70台決着とかになってしまうともう考える余地なし!でしたが、もう明らかに重馬場間違いなしといった所なので、何とかレースがブレる余地アリだと見ました。

そして新聞見渡して気付いたのは、激走馬3頭が都大路S組についていること。
ちょっとレース履歴を見ると、1分44秒8という決着が鬼のように速過ぎ。
過去の京都1800mだけの話ではなく、この1800m1分44秒台という記録は、とてつもなく速い馬場設定を組んだ上で、さらに高性能な馬が、非常に緩みのないラップを作ってもらってやっと出せるレベル。特に坂コースだと本当に見ないですね。
このクラスの時計が出ると、もう素直にこの内容で走り切れるだけでも偉いというもの。チョイ負けした馬でも、何か見せ場作ってれば、次のレース辺りですぐ激走を見せるという高レベルレースです。

ブレイブファイトが調教映像に載ってなかったり、ネオヴァンドームはどうしても自分の毛嫌いするタイプの走りなので評価相当下げたりしていますが、自分はホワイトピルグリムを下げてこの2頭を選びますね。
ネオヴァンドームは、コースロスなく内を突いた結果とはいえ、都大路Sを勝った内容は、単に「京都での得意距離だから」で片付けられる内容ではありません。
事実、今回のメンバーで推定上がり1位になる計算ですし、直前のCWで出した時計がかなり鬼ですね。やっぱり調教時計の生涯最高記録を計時するぐらいじゃないと、前走の時計は出せない・フロックではないということでしょう。
前回の内容が抜群に良くて少なくともG3級は優に超えているのに、ここまで人気が地味なのはひとえに過去の惨敗続きの履歴のせい。ま、自分もかなりあの調教はダメでしょう的な格好に見えますし、あまりトラックマンにウケないタイプの馬体だったりしますしね。
けど、ネオユニヴァース産駒は調子落ちしている時の巻き返しよりも、集中状態で出られている時の連荘タイプ。やっぱりダービー馬を輩出できるレベルの厩舎は違うわ、良く立て直したわ…と好意的に解釈するのが吉かも。
前走の内容&調教絶好(この馬としては)&得意の京都コースということで、十分休み明けで出てくる馬を逆転できていいです。

そしてブレイブファイトは、前走の都大路Sで、意味不明の後方待機から4角直線で9頭分ほど大外ぶん回しした馬です。
1800mという距離は追走苦労する不得意条件だったとしても、ゲートは出ていたわけですしあんなへんてこな競馬する理由がないですよね。
鞍上が馬を動かしきれなかっただけという簡単な結論でいいかも知れません。
オペラハウス産駒なのであそこまで時計の速い決着になると厳しい→今回の大雨は大助かりというプラスシチュエーションも加味。
鞍上が手替わりしてキチンと内を突くこと前提で、上がりの掛かる雨+2000m替わりということなら、ネオヴァンドームに対して逆転あってもいいと思っています。

ルーラーシップは地力最上位ですが、何かイマイチに見えたのは事実。また、鳴尾記念55kg、日経新春杯56.5sと有利な条件で出られた馬が、今回は58kgです。
本当は雨自体は全く問題ないんですけど、超大トビタイプで滑る馬場になったら重ぐらい耐える馬でもまずかったりしますし、力が断然な馬だからと言って心を預けていいシチュエーションでは決してありませんから。
アーネストリーもちょっと良く見せなかった方だったりしますが、これは雨平気&展開が良さそう。ただ、この馬も58kg。
キャプテントゥーレは、体からして一番58kgが響きそうなタイプ。少し手加減した調教だったのも気になります。

一応◎○から人気馬に振る馬券は買うつもりですが、都大路ワンツーで決まってくれないかと思っている所です。

  東京11R
目黒記念
◎4.マカニビスティー
△14.トレイルブレイザー
△17.ハートビートソング
△1.ヤングアットハート

全く近走見ていない馬ばかりで、天皇賞組の適性もどうだかなーですし、そこまでレベルの高くなかったメトロポリタンS組で予想組み立てるのもおかしいだろうと感じる所。
IDMも上位陣はほぼみな同じ水準で並んでますし、とっかかりは馬の過去歴から掴むものではないのかも?
というわけで目黒記念の重馬場の履歴を調べてみました。

そしたらもうほとんど答えは単純ですね。中距離や2400m的な軽いスピードが全く要求されなくなるためか、天皇賞帰りの馬が圧倒的に強い!
トシザブイ+アクティブバイオで決まった02年は、ド人気薄同士の大荒れ決着でしたが、これもパドックの見た目で相当に脚の長い馬同士の組み合わせ。
普段の競馬だと瞬発力負けしてて、仕方なく天皇賞春に流れざるを得ないタイプが、目黒記念の中でもさらにスタミナ寄りの条件になった時に爆発してくれると言う考えが正しそう。
一応トップハンデはそれとなく嫌いつつ、近走好調(天皇賞春で若干見せ場があった水準)、ハンデが妥当、多分超脚長タイプだろうと思える馬を探してみます。

なら、IDMトップに仕方なくなっているマカニビスティーが、一番該当しそうなタイプに見えます。
この馬、東京のヒヤシンスSに登場した辺りでは、まだ腰フラフラの中背タイプだったように記憶しているんですが、大井のゴタゴタがあって矢作厩舎に出戻りしてから、いつの間にやら長距離専門のローテを歩み始めた辺りから、体型の前脚・後ろ脚に「長い」がついています。
大井で見た時もさすがにひょろ長タイプという馬ではなかっただけに、これは長距離適合するようなタイプに体が作りかえられてきたのか?と思う所です。
実際、東京ダービー勝った後は体つきヒヨヒヨだっただけに、単純に阪神大賞典や天皇賞春で「連続してそこそこ高いレベルで走った」ということ自体が驚きです。
馬が立ち直ったどころか、オープンクラスの馬としてちゃんと仲間入りしかけてる充実しているタイミングなのかも。
これは、前走の天皇賞春が「展開恵まれ」だとか揶揄している場合じゃないでしょう。馬の体そのものが作りかえられてて、イケイケモードになっているかもしれないわけですから。
それだったら…ということで、重馬場でスタミナが続く超脚長タイプが欲しいこちらとしては本命打って差し支えないですね。

トウカイトリックは上がり目のない9歳馬で外枠+57.5s、マイネルキッツは不良に近い重で58.5kgを背負う物理的な難しさで軽視。
なら、天皇賞春で好走している馬はもう消えますから、期待しどころは格上挑戦でやって来る素質馬。
ハートビートソングがどれだけの馬か全く知りませんが、まあ、悪い馬でなければ…といったぐらい。
ゼンノロブロイ産駒馬券であり、高レベル世代4歳馬馬券としてまとまるなら、これでもいいかと。






前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||