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  【東京4R】
◎13.シンボリストーム
○6.ネグレスコ
▲15.シルクレイノルズ

 土曜は雨の影響も稍重止り。明日は晴れて気温も上がるようなので、すぐに乾くでしょう。
 土曜6Rの決着時計が1分48秒1。牝馬限定ではありますが、500万下でこの時計。シンボリストームはすでに47秒台持ってるわけで、それなら普通に時計性能を評価。単調なところがあるとしても、この時計に付いて行ける馬がいないのなら、そのまま押し切りという図式になってもいいんでしょう。ネグレスコは皐月賞にも出走したカフナの2着歴があります。福島未勝利2000mは施行回数が少ないので、レコードと言ってもどんなもんかと思いますが、未勝利くらいは勝てる馬だと思います。
 前走パドック評価が高かったシルクレイノルズ。レースVTR見てみると、スタート後1角までを無理に下げている印象すらあり、さらに、向正面と3角で2回、馬群で窮屈な位置に入っているのか詰り気味。直線も外出さずに進路を探し探し。スローペースなのに鞍上は何をやっているのかと言いたくなる程の内容。気性的に馬群に入れないというのなら、今回の外枠は良いはず。あとは鞍上がもうちょっとしっかり乗ってくれれば、前走みたいなことはないんじゃないかと思いますが、乗り替わりもなく、今年東京未勝利の柴山騎手。


  【東京10R】ブリリアントS
◎10.キクノアポロ
○3.ハギノリベラ
▲13.ウインペンタゴン
注7.シビルウォー
△5.トーセンモナーク

 2100m経験はないですが、脚長でスタミナがあり、時計対応もある程度出来ているキクノアポロは中心で考えても良いのでは。どうも、展開的にも大分楽そうな組み合わせのようです。ウインペンタゴンも時計対応できて先行力もある馬ですが、多分逃げたりはしなさそうな鞍上。ペースが落ち着いて上がり勝負になるようなら、2走前に引き続き、もう一度ハギノリベラを。斤量的にも優位。シビルウォーもスタミナ豊富なタイプですが、どうしても後方からの脚質で、スローだと脚を余しそう。昨年のブリリアントS以来となるトーセンモナークは、休み明けで阪神2000mを勝ったりできる馬。調教評価高いみたいですし、仕上がっているようなら一応注意。


  【東京11R】NHKマイルC
◎13.グランプリボス
○1.リアルインパクト
▲3.エイシンオスマン
注9.ヘニーハウンド
注4.エーシンジャッカル

 今年の世代は、暫定トップをオルフェーヴルとして見ると、あまり差のないところにごっそり馬がいるイメージ。なので、細かな成績の差などを考えてもあまり意味が無いと思います。オルフェーヴルが弱いということではなく、その時その瞬間だけに有利な条件に嵌った馬が勝つ、というレースが続くのではないかと。
 なので、今回はマイル路線一直線の馬を中心に考えます。するとどうしても筆頭はグランプリボス。一度はスプリングSで距離を試したかのような履歴ですが、それでも大崩れしていない履歴で、順調さは窺えます。そして、リアルインパクトもNZTで一叩きして本番へ。前走は休み明けで馬体が減っていましたが、中間の馬体重は再び500kg台に乗ってきているので、立て直しはしっかり出来ているのでは。
 エイシンオスマンはそういう意味では、皐月賞が余計。間隔が詰り厳しいローテになっていますが、体型としてはこちらも明らかに2000mは長かったです。2000mでも下手に中距離質のレースをせずに、マイルの競馬に徹していたのは好感が持てます。
 ヘニーハウンドはキャリアの浅さが悩ましいところ。本来であればマイル経験すらない馬なんて、というところですが、休み明け且つ本来距離短いと思われる1200mでいきなりトップグループに並ぶ指数を叩き出してきた、その潜在能力と成長力には注目してみたいと思っています。ただ、ピンナ騎手はとりあえず何か一つ勝ってからじゃないと信頼としてはイマイチ。それならマイルで頭角を現してきたエーシンジャッカルにも気を配ります。かつては上がり33秒台の末脚なんて使えそうな履歴ではなかった馬が、転厩してからはレース内容も結果も良くなっています。今の府中の傾向として、あまり華奢なタイプは積極的には推したくないのですが。





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