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★本日のメイン
  小倉11R
大宰府特別
◎9.セイクリッドセブン
◎11.エスピナアスール
△2.スマートグリッド
△13.ナムラボルテージ
△6.マイネルガヴロシュ

もう小倉もいい加減末期馬場になってきて、通ったルートで結果が決まるような状況だと思いますが、まあそれは当日馬場を見れて判断できる人の話ですよ。 前日予想としては何か別のアイディアを出さないといけないわけですが…。
想定している所で面白い区分け方は、もういい加減1月2月のローカル開催ですら通用しなくなってる古馬には飽きたって観点ですね。 もうさすがに近2走以上の上積みがないでしょう。 ここ最近の小倉競馬に適性を見せているというプラス点があればなおいいですが、もうIDM算出時に5歳以上古馬を大幅に単純能力で上回っている4歳馬中心でいいでしょう。 特に前回の1回小倉の芝で、フジキセキ産駒が絶好調だったわけですが、セイクリッドセブン〜エスピナアスールの2頭は、父がフジキセキ・小倉コースを500万で攻略済み(適性アリ)・IDMで◎○になる実力上位2頭という圧倒的に有利なポジションにいます。ちなみに乗ってる騎手も小倉開催の中では上位ですね。 ある程度馬場を読めてそれに合わせて乗れる騎手が、力が上位で上積みもさらにあるかも知れない有力馬に乗ってるというだけでいいでしょう。 2頭軸で十分やって行けると思います。
相手も、強敵相手から今回初めての小倉参戦になるスマートグリッド&ナムラボルテージ、ハマれる馬場ならハマっていいマイネルガヴロシュら4歳勢。 マイネルプリマスはそこそこ馬体も良くて(現実降級馬ですし)前走も復調気配見せたということかもしれませんが、前走の内容だけだとまだ足りず、過去の全力出してもセイクリッドセブンの方が上と言う時点で、この人気なら下げ。目標になる立ち位置も良くないですね。 ザバトルユージローも、本当なら力のある馬なんですが、太宰騎手が小倉だと本当に乗れてないので下げていいです。馬の出来も並みでしょう。
  阪神11R
アーリントンC
◎6.ノーブルジュエリー
○4.カルドブレッサ
△7.ビップセレブアイ
△12.ノーザンリバー

基本的に前評判・素質評価の要素が人気に大きく影響しやすい2歳戦3歳戦の重賞で、1番人気がことごとくコケ続けている牡馬戦線。 前走の勝ちっぷり(一番の人気要素)が、条件変わると全く再現できないというのがまず前提。 これが信用できないということで、これからのレースで用いたいアイディアは2つ。
1)馬の伸びしろがイマイチで名目上の実績も全く価値がないので、これからの上積みを一切考慮せず、過去に見せた分の能力だけを単純比較する手法だけでやっつけてもそこそこ通用する。
2)牡馬を諦める。

普通こういったレースでパドック点を打つ時は、IDMで比較する感覚を超えて大幅に良くなっている馬を評価するものなんですが、今年の3歳戦はほとんどそういう感覚が得られないんですよね。 見た目だけでも、馬が全然変わって来ないんです。 まるでウオッカ世代の牡馬みたいなムードに正直なってます。
一度強いレースをするとすぐ反動が来るか、あるいは最高パフォーマンスのさらに上を出す馬がいないわけですから、今年のクラシック戦線は主軸がどれかとかそういう考えに渡らず、見切りを用いた方が得策。 特にこう言ったシーンではIDMを重視。前走出した内容だけで通用しますよ、というIDMであるのならば、人気のない方から評価したいです。
また、牡馬に軒並み成長要素が感じられないのであれば、いっそ牝馬が牡馬戦線の重要レースを食って渡って行くシーンも十分考えられます。 特にこの年明けから関東圏では、デルマドゥルガーがジュニアCを勝ち、マルセリーナがシンザン記念で3着、フォーエバーマークがクロッカスSを圧勝。 この3頭とも、牝馬戦線のトップクラスに遥かに及ばない水準じゃないですか。それでも、3歳のマイル前後の路線で牡牝混合レースをやらせたら、牝馬に捻られちゃうのが今の牡馬の実力なんです。 ノーブルジュエリーがどれだけの馬体か知らず、直前追いの映像も見ることができませんでしたし(最悪すぎですわ…)、血統見てもアメリカで見捨てられたぐらい淡泊な系統のようなんですが、それでも開幕週と外人の助けを借りたら勝てるぐらいの力関係(IDM比較)なんですよね。 1番人気になるのはもちろんやり過ぎだと思いますが、それでも信用していいタイミングじゃないかと考えています。
相手は、結構勝ちっぷりが良かったラトルスネークではなく、カルドブレッサの2着の方がIDMで上だと言ってるようなので、期待値からこれは信じてもいいかなと思える所。 血統的にも筋は通ってますし、マイルに限ると大ゴケがないみたいですから。 それの同じレースで僅差の4着だったビップセレブアイが、通用するようなら穴で拾ってみたいところ。 ノーザンリバーは、調教で見れた分ではやれてもいいと思ったので。
テイエムオオタカは、あの高レベルの京王杯2歳S組ですが、その後の成長があんまり見られないようです。 レース振りを見ても騎手が目一杯上手く乗ってあそこまで、という認識があるので、これ以上はどうでしょう…。今回の同型・人気の牝馬の方を信用したい気分。 マジカルポケットはそこまで大した馬ではないですし、レベルの低い重賞を勝ったために1s背負うのもマイナスでしょう。IDMで全く通用しない水準です。 ラトルスネークは、むしろ直線一気の上がり脚が通用する馬場でないとイマイチに思えます。気性的に難しいタイプを、手が合う外人だからと信用し過ぎ。 スマートロビンは、パフォーマンスを上げる可能性こそ無きにしも非ずですが、1番枠で出遅れる馬はこのレースでは信用しません。
  中山11R
千葉S
◎11.ティアップワイルド
○5.サリエル
▲1.クリスタルボーイ
注13.ブライトアイザック

これも実は特に言うほどのことはないです。 ニフティの根岸Sでしたか、あそこのコラムを上げた時に「もうダート短距離界は世代交代が完了している」と書きました。 昨年の夏場辺りから、当時の4歳世代=今年の5歳世代しかずっと勝ってません。6歳以上の馬にもう活力がないみたいなんですね。 ちょっと調べてもらえればすぐ確認できることなので、材料がある方はざっと見ておいてください。
なのでここは可能性としてはたったの4頭。 ある程度強い競馬を2度もやらかしているティアップワイルドはともかくとして、ここに来ての上積み可能性ある馬は、5歳以下の若駒だけだと見切ってしまいましょう。 ファイナルスコア―もマハーバリプラムも、オープンクラスに上がってからの中山ダート1200mでは目一杯底を見せまくっています。 これなら、準オープンを勝ったばかりでもダート1200mで底を打ったと感じない若い馬の方に期待していい場面。 前走は距離が長かったことと、思ったより捌きが上手く行かず中途半端になって力を出し切ってないサリエルの巻き返しが1番の注目。




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