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  【東京3R】
◎11.サトノピースピース
○16.ケイアイアポロン
▲14.ビッグスナイパー
△8.ニシノジャブラニ

 とにかくダートが重過ぎて「中型」では、その他大勢扱いになってしまいます。徹底的に「大型」馬でなければ。500kg超の馬格があって脚長で筋肉量も十分なサトノピースピースは人気でも引き続き。大型馬ということと、ネオユニヴァース産駒が土曜の未勝利では好走が目立ったのでケイアイアポロン。ビッグスナイパーは1200mはさすがに距離が短そうでした。距離延長で。馬格もあるほうですし、今の未勝利ならジリ脚でもバテないことが重要。ニシノジャブラニは指数的な抑え。散々底見せているので。


  【東京4R】
▲1.メジロジェラルド
▲5.オールフォーミー
○10.ハツカリ

 ハツカリは単純に鞍上の問題なので、今回もどういう競馬をするのかに依る、というだけ。馬群に控えると全く良いところがないんですが、スムーズな逃げ先行なら比較的ではありますが、マシになる騎手です。それよりもここは初障害組に興味あり。メジロジェラルドは骨格はガッシリとしていて足腰も頑丈。平地の芝でも楽な先手を取れたりするくらいのスピードはあります。ある意味待望の入障。オールフォーミーも腰付きは良くて背中も短く、障害の形としては悪くないと想います。ヴィーヴァシャトルやリワードクラウンくらいの時計では強調まではしづらいので、相手関係も良い所に入れたのでは。


  【東京10R】早春S
◎2.バシレウス
○6.トゥニーポート
注7.ミカエルビスティー
▲11.ダイワファルコン
△4.フライバイワイヤー

 芝はスローになることが多く上がり必須。勢い乗せてくるというタイプではなく、きちんと加速が効いて瞬発力も使えるタイプがいいです。すなわちサンデー馬場のようなイメージ。展開的にはトゥニーポートが楽逃げになる形でしょうか。逃げ馬が34秒台前半の上がりを出せば、残れる可能性は高いと思います。バシレウスもそこそこ前に付けられて、神奈川新聞杯では上がり33.9秒で差し切った履歴があります。こういう履歴は尊重してみたい場面。ミカエルビスティーはそういう観点だと上がり性能はやや劣る可能性もありますが、短い休養が入っていても、勢いが途切れていない若い馬ということで。ダイワファルコンは馬っぷりならここでも全く見劣らないはずですが、速い上がりや瞬発力とは真逆のタイプ。スケールで押し切られるというのも可能性の一つですが、適性が向いている状況ではないはず。


  【東京11R】東京新聞杯
▲8.フラガラッハ

 正直、指数上位かつ人気上位のゴールスキーとダノンヨーヨーは今の状況だと否定のしようがありません。シルポートが今回はマークされるかもしれないとしても、それなりの上がりは出せる馬ですし、カウアイレーンも高速上がりは出せています。スマイルジャックが怪しい、という組み合わせ。何かを探すなら、フラガラッハを。休養前は腰の上下動が激しい、嵌るかどうか要展開のタイプでしたが、休養明けからは腰付きがしっかり決まり、差してよし、逃げてよしの自在っぷり。3歳時とは馬がはっきりと変わっています。こういう変わり方ができるのなら、デュランダル産駒の未来も明るいはず。時計をもう1秒くらいは詰めないと指数上位には歯が立たない計算ですが、まだまだこの路線で底を見せていない4歳馬の1頭。注目してみる価値はあると思います。





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