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  中山4R
◎14.ブルーフォーチュン

どうやら速いタイム出していて仕上がりもいいらしいですが。 それよりも、中山で真っ当な内容で好走しているトップシノワーズやハツカリよりも、ここ中山障害コースで1秒も速いタイム(しかもやや重)で逃げて粘った実績のある逃げ馬だという強みが大きいです。 近況の競馬内容でどうしてもトップシノワーズとハツカリは人気しますが、長距離の持ちタイムがある▲減量の逃げ馬が、休み明けと騎手のせいで盲点の単勝人気なら。
  中山7R
◎3.トーホウブエナス

田中清隆厩舎の、クラスの目処が立った馬に、→蛯名騎手勝負。 中山ダート1200mの持ち時計2位、IDM○の先行馬でこの人気なら推奨。
この舞台で2度、両方とも着差付いた形で完敗し、1分12秒台程度のケイアイカミーリアがこの人気なら。
★本日のメイン

  小倉11R
◎5.ラインドリーム
○7.ヤマニンウィスカー
△6.マイネルレイン

昨年末の小倉開催は、確かに思ったよりも関東馬の直前輸送が成功してました。確かにあの頃は仕上げの不利はなかったみたいです。 けど、まだ頭では認めづらい所がありますし、ましてやこうやって関東馬の先行馬が、前走関東圏の内容で1番人気に押し上げられるとなると、やっぱりこちらがいつも予想するリズムからすると引いてしまいますね。 関東馬が小倉を使うなら、輸送の少ない関東の内容から7掛けでみなすのが普通の考えですから。 大体先の開催の末期馬場の小倉は追い込みが決まっていましたし、それほど諸手を挙げて歓迎できる絶好馬場から始められるとも思ってないんです。
標準的に差しが決まる小倉は、必ずタメキレが使えるサンデー差し馬が無条件で有利。 また、小倉開催は常に小倉得意な関西馬が何かしら待機していて、「この開催のための仕上げ・ローテ」でやってくるという発想であるべき。
というわけで、小倉4戦して(3‐0‐1‐0)のラインドリームを、人気ですが素直に。 前回はベストの馬体重よりも随分増えてた休み明けですし、4角下りで躓いてリズム崩してもいました。直線も前が閉じるし…。 3歳の頃に小倉で2連勝して味をしめたか、降級しょっぱなは明らかに間に合わせのデキでしたけどそれでも小倉で下したほどです。 今回馬体キッチリ絞ってきていたら、まあ間違いないでしょうね。
そしてヤマニンウィスカーも、池江厩舎の後がない開催ってことで勝負気配あり。 この馬自身小倉は問題ない方で、ローテからしてももう1回池江パパ厩舎のまま使えるかどうか。ポリトラックではありますが、上がりの速い時計ビシバシ出してますし、出来てるとは思います。 なるべくなら時計の掛かった方が確率は高いタイプ。

  中山11R
アレキサンドライトS
◎4.マエストラーレ
△10.トーセンスターン
△16.ヒシパーフェクト
△15.バロンビスティー

前走好走したちゃんとした逃げ馬がいて、タガノジンガロとヒラボクワイルドら関西馬の力ありそうな先行馬が昇級初戦で人気する状況。リバプールサウンドもいますね。 一時期追い込み一手だったバルーンやサイオンも、ゲートの改善や鞍上強化を経て、比較的好位射程圏で競馬出来るようになってます。結構隊列が人気馬で密になってます。 馬場状態にもよりますが、こうなると展開に注目した方がいいかも。
さきほど取り上げた人気勢が、差してジリ→先行して昇級と脚質転換に成功してこの準オープンを迎えるのに、以前は先行→追い込み脚質に転換し、そう言った流れに逆行してるかのようなマエストラーレを今回強調。 まあ、マエストラーレはこのコラムずっと推してはいますが。 前回はどう見ても流れが合わなかったもので、あの展開で前に行くそぶりすら見せないんですから、もう追い込み馬として固まったものかと思われます。 あのレース、最後3着に食い込んだロラパルーザですらとんでもない末脚に見えましたが、それを0.2秒凌駕する上がり1位の脚を見せています。 標準的に差しが決まる状況なら、上位に取って当然でしょう。IDMあるわけですし。
相手はマークが外れつつも流れを読んでくれそうな有力騎手を何人か。 内枠は捌けない超大型馬の大トビ馬が今回外枠に入り、鞍上強化してきたバロンビスティーは、脚質前目でも拾いあげたい1頭。 トーセンスターンやヒシパーフェクトはあくまで脚質。
人気馬をちょっと無理して消してるようにも見えますが、タガノジンガロは前回が京都にしては若干スローで今回が中山替わり+IDM優位でもない馬。 ヒラボクワイルドは右回り下手(手前替えが特に)で1800m不得意。それぞれに十分消せていい根拠はあるんです。
  京都11R
羅生門S
◎3.アドバンスウェイ
○7.スマートブレード
△1.トウショウクエスト
△2.ナムラカクレイ

あまりにも高齢馬が多く、しかも先行馬不在で、関東馬が1・3番人気(基準推測)するような低レベル?レース。 こうなってしまったら、アドバンスウェイの単騎逃げが距離短縮ローテでもハマりそう。 この馬が覚醒したのは新潟ダートで、準オープンを強い競馬して勝ったのも京都ダート。どちらも平坦コースです。 前回の初夢Sは、ペース厳し過ぎてズブズブ決着になってしまったものでしょう。 今回はひょっとしたら前回よりも楽な逃げなんじゃないのかという相手ですし、騎手の並びも無理して行きそうな同型がなし。ここは素直に行ってもらいたいタイミングですが、条件は揃ったと思います。
ナムラカクレイは特に降級馬でもないのに、鞍上と勝負気配感だけで人気に押され過ぎ、キタノアラワシは前回斤量減+展開バッチリのいい流れがあったのに差し切れなかった秋山騎手のまま(今回はペース合わなさそう)。 という辺りで、何か隙が生まれそうなシチュエーションだと思われます。
注意したいのは、スマートブレード。 もう10歳になる高齢馬ですが、11月も2戦続けて使われ、12月の最終週から1度中1週、さらに中1週で良く使えるもんだなと。馬もそれほどげっそり消耗しなくなってるんでしょうか。 530kgを前後する超巨漢馬だけに、こう言う使い方でもガタが来ないんでしょう。 こういう高齢馬は、詰めて使って動けているうちでも全く人気しないので、前走の内容を素直に評価し、1400mの方が明らかにベターだという事実も含めて上位に。 今の京都の馬場は、砂がタフ過ぎて巨漢馬が圧倒的に有利になってます。こういう状況もマッチしているからこその前走の激走のはず。
トウショウクエストも、前走は鞍上の乗り方、2走前は強敵が相手。1000万条件は京都1400mの1番枠で勝った馬。履歴見直しても、池添騎手の時が一番の勝負。 隊列も相当良さそうですし、ここで拾えてもいいでしょう。




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