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  【中山3R】
◎14.アルトウェルペン

 大跳び馬が多いメンバーですが、土曜の時計を見ても分かるように、かなり馬場状態が良く、上がり性能は必要になっています。2歳のこの距離ですから、スローになりやすいですし、加速でモタつくような大跳びの差し馬がどこまで届くのかは計算し辛いところがあります。それなら先手を取って上がりもある程度まとめられるアルトウェルペンが無難な選択。前走は渋馬場がダメだったようですし、2走前の勝ち馬ナカヤマナイトは先の東京で500万のベゴニア賞を楽勝してます。


  【中山7R】
○14.スギノブレイド

 雨の影響でかなり軽い馬場になっていた土曜日。日曜には良まで回復するかもしれません。そうなるとちょっと怪しくなってくるんですが、スギノブレイドはそういった軽めのダートで機動力を活かせるタイプ。少なくとも前走僅差だったサイオンが昇級初戦でもちゃんと力上位を示しているので、500万ならこの馬も上位の扱いができるはず。最大の問題点は鞍上。落馬負傷→騎乗停止から復帰しましたが、どうもあまり追えていない様子。土曜も可能性のありそうな馬には何度か乗っていましたが、3着が1度だけ。馬はともかく、鞍上に関してはもう少し様子見が必要な感じもします。


  【中山10R】
▲13.ブライトアイザック

 サリエルもガンドッグも興味ある3歳馬ですが、案外指数足りてないようで、どうなんだろう?と。ダートが軽い、それでも非力系はダメ、という馬場。時計もかなり速かったです。大型で脚長は必須条件でしょうか。福島で見ていてブライトアイザックが芝に登録していて何故?と思いましたが、実際馬体見てみると仕上げはかなり本気でした。芝でも慣れてくればやれそうですが、ひとまずダートに戻るのなら面白そうです。


  【阪神11R】ジャパンカップダート
◎1.シルクメビウス
○13.ダイシンオレンジ
▲5.ラヴェリータ
注2.キングスエンブレム
注3.トランセンド
△7.アリゼオ

 昨年2着で時計も出せるシルクメビウスが中心。いくらスマートファルコンが地方特化してるとはいえ、JBCは個人的にはちょっとよくわからないレース。ですが、それでも着順が大きく崩れているわけではないので、調子落ちとは考えません。ダイシンオレンジは休み明けの前走こそ崩れましたが、1800mばかり使っている馬。徐々に時計も出せるようになってきましたし、50秒を切る時計も出せているのは好材料。
 ラヴェリータはシリウスSでキングスエンブレムに負けてはいますが、当時はラヴェリータが56.5kgでキングスエンブレムが56kg。牡馬牝馬の差も考えれば、ラヴェリータの方が強いのでは?と同時に、キングスエンブレムの性能がイマイチに感じられてきます。みやこSで50秒ジャストというのは及第点なんですが、レースレベルとしてどうなんでしょうか。そして同時にトランセンドにも同じようなことが言えます。本当にGT級なら昨年レパードSの後、こんなに躓かないで欲しいところです。
 昨年までダートで頂点レベルを張っていた高齢馬がごっそり抜けて、ヴァーミリアンも休み明け。ここまでメンバーのレベルがどうかという組み合わせだと、アリゼオの初ダート挑戦というのはアイデアの一つとして悪くない発想だと思います。ただ、過去歴を見ても初ダートがいきなりGTで入着を果たした馬って、少なくともJCDに関してはありません。近10年では、01年フェブラリーSでトゥザヴィクトリーが3着したのが唯一でしょうか。スピードが問われる東京マイルならともかく、しっかりダートのスタミナも問われる1800mでは初ダートというのは本来は相当厳しいはずですが。




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