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  東京9R
ファンタスティックJT
▲7.オウロブレット

果たしてこういう考えがWSJSで通用するかどうかわかりませんが…。
メンバーを見渡す限り、完全に逃げ馬不在。
オウロブレットは準オープンになると全く通用していない馬なのですが、今回ばかりは久々に単騎逃げが可能と言えるメンバー。
下手に折り合わせても全く味がないタイプですし、前走は展開が相当苦しかったので、ここで楽に流れれば残り目もありそう。

  東京12R
エクセレントJT
◎2.ケニアブラック
▲9.マイネルエルフ

ここは素直に。
他の有力馬は、休み明けだったり近走の時計がやたらと遅い水準ばかりだったりの弱点があります。
ケニアブラックは、3歳秋時点で1分32秒台走破でマイルを勝っている素質馬。
1000万…というよりは、このメンバーの中なら時計の速いマイルを差して勝てる瞬発力があるタイプということで。
「ズブ馬を外人騎手が動かす」というパターンに則るなら、マイネルエルフでは。

★本日のメイン

  東京11R
プロミネントJT
◎11.ソウルフルヴォイス
○3.イチブン
▲6.マッハヴェロシティ
▲9.ケイアイライジン
△4.スノークラッシャー

相手は強くなって季節ももう冬場に差しかかろうとしてますが、まだこのクラスなら勢いある3歳牝馬を強調します。
ソウルフルヴォイスは出てくるのなら評価します。パンとすればすぐオープンに行く水準なので。
中間一頓挫あって本来の動きではないみたいな話もあるようですし、まだ時計の速い決着の経験も足りないようですが、そこは直前で取捨します。

WSJSらしく、追える騎手に替わったり流れがキツイ仕掛け合いのような展開になった時に浮上できるタイプ…というのを探すなら、▲の2頭。
マッハヴェロシティもケイアイライジンも、上のクラスでの好走例や重賞経験があり、骨太・脚長・大トビの「ポテンシャル高いの間違いないけども乗り難しい」タイプ。
こういうのをハイペースだとか新潟の地形効果だとかそういうのに頼らず、しかも馬群の中から割って来るなんてのが起こりうるのがWSJSでしょう。
人気どころのスノークラッシャーもそういう向きですね。ま、これは外人ではありませんが。

  京都11R
京阪杯
◎10.モルトグランデ
○14.グランプリエンゼル
▲17.エイシンタイガー
▲13.ダッシャーゴーゴー
△2.ティファニーケイス

2週前のエリザベス女王杯の擬似重馬場(表記は良)、そして先週のマイルCSの超高速決着など、馬場なんていくらでもいじくれるよと言われるとどうしても本命は迷ってしまいますが、先週並みの馬場だと見て考えます。外国馬がいるわけではありませんし。
モルトグランデが、単に前走が圧巻だったというだけで強調。
幾ら内ピッタリ回ってこれたとは言え、1分7秒台の決着で、0.3秒差以上の圧勝(短距離なのに!)というのは素直に価値が高いと見ていいはず。
1〜2年前までは時計の掛かる馬場を狙ってローテ組んでた同馬ですが、むしろこういう馬場の方が合ってたか、あるいは調子がここに来て上向いてきたと判断した方がいいのでは。調教もかなり動いていましたし。
特に今年の夏場は本当に暑かったので、夏の重賞戦線・G1にピークを持ってきた馬は「平行線維持」で来れたとしてもこの冬場は怪しいと見ています。
そもそもスプリンターズSとあまり連動しないレースですし、ここ1ヶ月間の中で、絶好調かあるいは上向いたかを見るべきレースでしょう。

グランプリエンゼルは前走のスワンSが距離延長&揉まれる内枠&中途半端に速い馬場と条件が全て悪くなるレース。
今回は鞍上強化がある上に、本来の短距離で外枠を引きました。時計が相当速いのだけは勘弁という方だと思うので、そこがネックですが、加点多しと見て。

エイシンタイガーは、近2走が人気で条件合わず。重賞で全然通用してないので強調しづらい所がありますが、叩き3走目で今回上向いた気配があるので、この乗り替わりプラスあるかも。
ダッシャーゴーゴーは、調教見る限りは問題なさそうなのですが…。国内短距離トップを証明する所までのし上がってきましたし、せめてその状態を平行線ででも本当に維持してたら勝つでしょう。
ティファニーケイスは時計の速い決着に替わっても着差広げて勝って見せる集中力がある状態。しかしボーダーが1分7秒台になって、京都の典型的差し重賞である京阪杯っていうのは苦しい条件です。試金石ですが、人気がないようなら隣の馬よりマシだということで。





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