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回りまわって、福島最終週はサンデー馬場でした…。想像以上に時計が速く、どの馬も対応できない、という状況。散々走って底が知れている古馬はここにきて苦しくなっている印象。つまり、今こそ新味を考える意味でも3歳馬の買い時なのかもしれません。ダートも同じ。


  【福島1R】
◎6.アップルジャック
◎12.グレイドケイ

 今のダートがどれくらい軽いか?というと、例えば、土曜1Rの時計が1分48秒6。不良馬場で行われたスズカマジェスタの前走の走破時計が1分48秒2。出走馬のレベルや展開などの違いはあっても、脚抜き良い不良と同じくらい時計が出る良馬場って相当です。まだ体力が十分でない2歳馬たちがそんなコースを走るので、最後はほとんどの馬がバテてしまう消耗戦になります。そうなると脚長が断然有利。スズカマジェスタも時計的には悪くないんですが、比較的まとまり型で、脚が特別長いという程でもないです。ここは500kg前後の馬格があって脚長のアップルジャックやグレイドケイの距離延長に期待してみる手。


  【福島9R】
◎13.スターノーブルマン
○1.ウエスタンブラボー
▲3.サクセスヒューゴー

 今の軽い前有利の馬場で今回の組み合わせなら、さすがにスターノーブルマンは展開が楽そう。サクセスヒューゴーの前回はスローをずっと大外ぶん回し。さすがに届かなくて当然です。速い脚はないので、速めに捲れば可能性はあります。新味を考えるなら、1700mが初の3歳馬であるウエスタンブラボー。出してる指数は低いですが、府中マイルを勝てるスピードがあるなら。


  【福島10R】福島2歳S
◎6.スギノエンデバー
○2.マルタカシクレノン
△1.ジョウショーツヨシ
△13.シーグランディ

 スギノエンデバーの指数は例年比でも上位の部類。小柄なことと、小倉2歳で1分8秒8の時計で負けてしまっているのは気になる点ですが、数字だけみれば逆らうのは危険。脚長で馬場も幅広くこなし、時計も出せるマルタカシクレノンは、新馬以来の福島で強調。他1200m経験馬の時計があまり強調できないので、新味を考えてみます。まず前走は出来も良く、完成度はありそうなジョウショーアロー。体型的には距離が短そうには感じますが、前走見せ場のある伸びを見せたシーグランディなど。


  【福島11R】福島放送賞
◎14.ヴェラブランカ
▲7.ヒラボクワイルド
○3歳馬

 ヴェラブランカがなぜ小倉1700mであっさり負けてるのかは謎ですが、実際前走は強かったです。まだ馬体としては未完成なんですが、出来はまずまず良いです。3歳馬からなら馬体面ではひとまずヴェラブランカを。時計が速い馬場でならヒラボクワイルドは良いはずですが、どうも右回りが苦手とかなんとか。ただ、今回は中舘騎手に乗り替わり。逃げてしまえば前有利馬場も最大限に活かせるはず。時計性能ではダントツなだけに。





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