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洋芝の長さが14〜18pの発表。18pというのは初めて見た気がするんですが。芝丈を長くして馬場を保っているという感じなんでしょうか。実際の所、先週の競馬を見ても、内が終わっているという印象は受けません。外伸び意識するのと同じくらいに、硬い馬場になって再び内、というパターンも覚悟しておかないと。福島記念はここ2年連続で1、2番手からレースを進めた馬が勝っていますし。


  【福島4R】
◎1.ダイキチチョウナン
注8.ミサノグリーン
注10.マックスファイヤー

 4週目にしてなおレコードが出る馬場。さすがに5週目まで馬場キープしていたら、その技術には脱帽するしかありませんが、ここはもう一度ダイキチチョウナンに期待。2歳戦ならバイアスより能力差の方が大きいです。前走は逃げ馬を交わせませんでしたが、この馬が甘いというより勝った馬の変わり身を誉めるべき。開幕週で9秒台で走っている馬よりは、3週目の馬場で9秒台の方が価値が高いはず。
 差してくるキャラとしてはしなやかさ重視。開幕週の時計は鵜呑みには出来ないものの、ミサノグリーンは可能性ある一頭。マックスファイヤーが使われつつ絞れて出来が上がっているので良馬場で見直しの手も。


  【福島5R】
◎4.クリスマスキャロル

 正直、今の馬場のタイミングでハッピーパレードはかなり強敵ですが、クリスマスキャロルも上がりが速すぎなければ伸びてこれる馬。最終週の馬場で見直してみたいところ。前走は絶好馬場で大外16番枠から終始馬群の外々。さすがにそれでは厳しい。むしろよく4着まで来たと誉めていいレベルでは。


  【福島10R】五色沼特別
◎13.セイコーライコウ
○3.アイスカービング
△15.キヲウエタオトコ

 ヒカルプリンスやニホンピログッデンはどちらかというと渋馬場巧者の位置付け。ヒカルプリンスのこのコース2勝というのは2回とも渋馬場外伸び状況でした。果たして今週そういう馬場かどうかというのはありますが、まずはセイコーライコウに行くべきでは。少なくとも外枠が不利ということはないですし、かつてはダイワバーバリアンと接戦を演じたことすらある馬。1000万くらいなら能力でなんとかしてしまう可能性はあるでしょう。アイスカービングが馬場的には前走と似たような状況なだけに、時計・隊列次第。馬場は苦にしないので、全員が外に行って内がぽっかり開いたら内からでも来れるでしょう。外枠、福島巧者ということならキヲウエタオトコにも注意を。時計が速過ぎなければ。


  【福島11R】福島記念
◎4.メイショウクオリア
○11.ディアアレトゥーサ
▲2.トウショウシロッコ
注13.ミステリアスライト
△8.アルコセニョーラ

 予想の取っ掛かりとしては、まずはディアアレトゥーサ。51kgと軽量の3歳牝馬。過去にはまさにアルコセニョーラが秋華賞負けからここに来て勝った、という歴史があります。荒れた馬場も夏の福島で経験済みですし、枠的にも良いところを選んで走れそう。

 過去2年の例に倣い、前に行く馬が硬い馬場で粘る、という想定をするなら注目したいのはメイショウクオリア。意外と2000mの経験が過去3回しかないという珍しいタイプ。ダートに替わって先行するようになって、持ち味のスタミナを活かす競馬が板に付いてきました。函館記念はさすがに時計が速すぎましたし、ペースも相当厳しいもの。この馬自信決め手は甘いですが、他も他なのでペース次第では粘りこみは十分可能に見えます。

 トウショウシロッコは特に言うことないですね。得意コースでGVなら確実に力上位。馬場も問題なし。差しが効く馬場も向いています。新味ならミステリアスライト。故障から復帰後数戦は足踏みが続きましたが、明らかに太めの状態で走っての結果。絞れてきてからは500万から1600万まで3連勝。OP初挑戦がいきなりGUではさすがに厳しい。事実上格下げ戦となります。あとは福島が初参戦ということで、コース対応できれば上位争いに加われていいはず。

 アルコセニョーラはもうあまり考えたくない馬ですが、適性だけは抜群なので。突くポイントとしては、牝馬限定戦なら56kgでも大丈夫でしたが、牡馬混合で55kgという斤量はさすがに1kgほど重い印象です。ナムラクレセントはかなりの大型馬で器用さはあまりありません。そこでこの最内枠+ハンデ頭。スタミナはある馬ですが、最近の福島はスタミナだけでは勝ち負けにならないので。エクイターフ導入後(08年以降)とそれ以前とは別の馬場と考えるべき。サニーサンデーも昨年は3歳とはいえ、牡馬なのに51kgという反則並みの軽さでした。





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