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★本日のメイン



  福島11R
みちのくS
◎11.ブライトアイザック
○10.モトヒメ
▲9.ファルクス
△14.ミスクリアモン


福島は馬場もかなり荒れてきて外伸びの気配。

決して外だけ選ぶというわけではないんですが、まず速い時計の履歴など必要ないですし、我慢強さで勝負してきた馬を上位に見るか、斤量今回だけ相手に比べて軽いというのがアドバンテージになると見ています。



注目は、ダートから久々に芝に戻ってきたブライトアイザック。

スペシャルウィーク産駒ながらも体質の弱さが響いて、未勝利の頃は芝で勝負になってませんでしたが、徐々に力を付けてきて、今ではダートの1000万勝ち。

それもコテコテの筋肉質の関西ダート馬相手に、馬体見劣らなくなってきてるぐらいですから(スペシャルウィーク産駒がですよ?)、これはかなりの充実といえるんじゃないでしょうか。

今なら芝に戻してもやってけるんじゃないですか。IDMで足りるという計算になるのが心強いですね。



馬場が激悪になってくるようなら、3歳馬54kgのモトヒメ。

時計の掛かる馬場でしか好走例がないですし、福島コースはOP勝ちしたコース。

大野騎手はずっとこの馬に調教つけてて馬柱ずっと乗ってるぐらいです。ここである程度通用してくれないと結構悲しいものがありますね。



あと相手は適当に外を。

小倉の1分7秒台走破しかしてないユメイッポが、この条件でどうかと言う所ですね。



  東京11R
アルゼンチン共和国杯
◎18.ゴールデンハインド
○6.シグナリオ
▲1.スリーオリオン
△7.コスモヘレノス
△2.トーセンジョーダン
△9.ジャミール


重賞未勝利馬のトーセンジョーダンと、ハンデ重賞をホワイトの力で1勝したのみのマイネルスターリーが57kg。そしてともにこの2500mへの出走歴がなし。

うーん、これはメンバー見て突っ込んだかでしょうね。この条件が良いからと言って来た訳ではなさそうです。

それに松岡騎手と三浦騎手逆であるべきだと思うんですが。マイネルスターリーは松岡騎手と相性悪いですし、トーセンジョーダンは松岡騎手が共同通信杯で乗ったことがあるわけで。

ここら辺もぎこちない縦の流れの騎手事情が垣間見えます。

さらにジャミールも騎手変更、トリビュートソングも大外回しキャラ。

差し馬の動き出しの基準になるトップハンデの馬がこんな状態ですし、これは展開が動き辛いんじゃないでしょうか?

2500mを自信満々に自分で動いて行って差し切れる、それだけ力のある馬がいないわけです。これじゃあ前が残る可能性に見た方がいいでしょうね。

注目は、昨年と同じく「逃げる可能性まで見える先行馬」ということで。



大外枠のゴールデンハインドに注目。

この馬は函館の2600mでレコードを叩き出し、札幌の2600mもそれに近い内容。

下級条件なのでほぼ自力で出したと言うことを考えると、かなりの走破力を見込める馬だと言えると思います。

前走は、出遅れた上に実績馬に気を使ったのか中途半端な位置で競馬させて、それでバテただけです。



しかも、この馬はすぐ美浦に帰ってくるわけではなく、1ヶ月以上栗東留学していました。

中山のレースに出走する気がなく、このレースに照準据えた上で最終追いきりまで栗東でこなしています。

元々、ダート馬としてもかなり見映えのいい馬でしたし、芝に出して本格化してきた気配がある上、体つきも大幅に変わって来ているとするなら、もうパドックとしてはこの大幅上昇に即飛びつく感じです。

大竹厩舎が蛯名騎手据えて重賞出走ですから、これは勝負気配と普通に考えて良いでしょう。ちなみに55kg→53kgです。



相手も、大逃げになるスローペースが十分考えられるだけに、あんまり差し馬に期待しても…といった所。

先行できる位置で立ち回れる、シグナリオやスリーオリオンを上位に見ます。

トーセンジョーダンやジャミールは、来たら仕方ないと言う扱い。

トリビュートソングは基本的に論外。



  京都11R
みやこS
◎12.ワンダーアキュート
○2.トランセンド
▲7.ダイシンオレンジ
△1.ナニハトモアレ
△6.ドリームライナー


白山大賞典は地方交流行脚で勝ち切れない低レベルメンバーが相手。

シリウスSは上がりが標準程度で、別に条件戦でも出る2分04秒台。これも相手を良く見たら、特殊状況しか走れないタイプばかり集まってて、地力のある馬は出ていませんでしたね。

それに個人的には、準オープンはプレミアムレース>ハンデ戦と考えてますから、ハンデ軽い方で勝って来たアドマイヤシャトルも相当疑問視してます。

クリールパッションも札幌1700mだけがパーフェクトなだけで、遠征などすると能力3割減。

連勝してきた馬に注目が集まりすぎなんじゃないでしょうかね。



だからこそ、履歴見直しが有効だと感じてます。

昨年のジャパンカップダートで、シルクメビウスやゴールデンチケットを押し退けて3歳馬最高人気だった(3番人気)ワンダーアキュートの見直し。

それまでの3連勝がかなりまともな内容だと評価されてのものですし、当時の4歳世代相手に重賞2連勝でしたから、相当なもんでしょう。

休み明けでの挑戦になりますが、JCダートに比べれば相当相手が弱くなってます。調教見てもそれほど悪くない様子。これなら何とかならないでしょうか。



トランセンドも、JBCに出なかったのが残念ですが、日本テレビ杯はかなりの高レベルレース。

結局1着3着馬がJBCでワンツー決めましたし、そこで逃げて2頭の間に割って入ったというのが重要。

あの2頭に食い下がれる逃げを打てるんですから、ここならもっと楽なんじゃないでしょうか。



ダイシンオレンジも、京都1800m馬券圏内10割を続けている馬。その中で強敵相手に重賞を圧勝するところまで性能伸びましたから、これは単純に基準点として考えていい水準でしょう。

ナニハトモアレは調教映像がなかったんですが、重賞で全く底を見せておらず、前走東海Sも不良馬場に脚取られて不発だっただけですから、これは流石に人気なさすぎ。

準OP上がりの馬を評価するなら、自身の性能伸ばしてプレミアムレースを勝ったドリームライナー。













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