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おおよその馬場傾向としては先週の府中に似ている感じです。
500万下の1200mで7秒台とか。めちゃくちゃな高速馬場ですが、上位に来ている馬を比べると、ある程度パワーが必要そう。思った以上に時計が出てしまうのか、オーバーペースのレースも見られます。馬場がいいことを利用しての軽いスピードだけで押し切るということは厳しそう。別に外枠も不利ではなさそうです。
ダートは軽いですね。スピードが必須。非力な形でも問題ありません。ペースによる展開で多少のブレはありますが、しなやかさがあって時計勝負に対応できそうな馬を。


  【福島1R】
▲12.ラグランダム

 ダート既走馬は時計勝負の形で限界を示している馬ばかり。そういう馬が指数上位なので、全体のレベルも低そうですが、それなら初ダートになるラグランダムに注目してみたいです。


  【福島5R】
◎2.アルーリングムーン
○4.マリエンベルク
注14.ドリームスピーチ

 小柄なのは気になりますが、アルーリングムーンは降級馬でちゃんと時計も持っていますし、さすがに勝ち負けしてもらわないと。馬体的にはマリエンベルクは近いイメージです。骨太でトモがある大型馬。他で新味を考えるなら、履歴の浅い3歳馬のドリームスピーチ。2走前の福島は開催7日目。ほぼ馬場も終わっていた状態で通過位置が「中」では厳しいでしょう。タップダンスシチー産駒は結構ずんぐりした体型に出るので、小回りも向いているはず。


  【福島9R】
▲8.スマイルバラッド

 土曜は7秒台連発でしたが、当然ほとんどの馬が持ち時計なんてないので、時計更新の可能性を考えていかなければなりません。それなら当然若い3歳馬に注目せざるを得ません。スマイルバラッドは気性的にピンかパーかというタイプの様子。ただ、栗東坂路で50.2秒は気になる時計。ラスト1Fは13秒台と要していますが、それだけの走破力があるのなら、押し切りがあっても。


  【福島11R】
◎3.スカイノダン
○1.モルトグランデ
▲8.ジュエルオブナイル
▲12.エーシンダックマン

 当然3歳の2頭には激しく期待を寄せますが、土曜のメイン1000万では3歳馬は展開もありますが、連対できず。5歳馬に先着を許してしまうというのはあまりいただけない結果。それならひとまずは持ち時計最上位、勢いもまだ続いているスカイノダンを中心に。夏から使ってはいますが、間隔を詰めて使っていたわけではないですし、あのローテでスプリンターズSに出走できなかった、というのは余力の面で有利に働かないかと。モルトグランデは昨年2着ですし、大きく嫌う要素もありません。ウエスタンビーナス、サープラスシンガー、アポロフェニックスらの、福島でなら、OPでなら、というのはわかりますが、そこまでフォローしたくない、という気持ち。





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