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★本日のメイン

  福島11R
福島民友C
◎6.ダイワマックワン
○3.スカイノダン
△1.モルトグランデ
△8.ジュエルオブナイル

9月どころか10月まで真夏日並の快晴が続いてて、福島ですら寒くなかったようですから、芝が良すぎですね。馬場が相当に速いです。
土曜日メインの1000万1200mで、1分7秒3ですか…。
これでは外枠の馬は間に合いようがない。後ろからの脚質の馬でも苦しい印象。
しかし、過去にそれなりにいい性能見せた馬は、夏場の疲れがそろそろ心配。
ローテーションが絶妙に難しすぎですね。

能力的に幾らか劣勢かもしれませんが、ダイワマックワンを見直ししてみます。
5走前に福島民友C、このレースで負けてますが、これはいきなり自身の持ち時計から1秒半も速い決着になって面食らったところもあったんでしょう。
前回京成杯で見たときに結構いい体していましたし、短距離に戻って反発あるはず。
他の馬が休み明けだったり外枠だったり使い込まれだったり、体勢や条件不十分に見えるので、ひとまず100%のデキで出るのが間違いなくて、福島1200mは本来大得意のはずの事の馬を選ぶという相対比較ですね。
この馬自身は1分7秒台の決着がまだ未知数だったりするんですが、厩舎の実力に賭けたい所です。

スカイノダンは、夏場に重賞連戦してきた疲れが本当にないのなら、かなり素質の高い馬ですし、内枠も引けて53kgですし、当然有力視。
モルトグランデは昨年の2着馬、位置取り後ろの方とは言え時計の速い決着対応できますし、今回は前の方がキツそうな展開なのもいいと。
ジュエルオブナイルは、前走は情状酌量の余地のある負け方でした。重もそんなに良くないんでしょう。こういった馬場状態なら、51kgの馬は常に連下で拾います。

アポロフェニックスは本当に筋肉の硬いピッチ走法なので、時計の速い決着はそんなにいい方ではなく、また外枠が不利になる状況だと見ているので下げ気味。
エーシンダックマンは期待の大きい3歳馬ですが、前走はやや隊列恵まれ気味では。あと3秒速く走れというのを逃げ馬に要求するのはちょっと酷ですね。多分時計の掛かる馬場が得意な方なんでしょうし。
ウエスタンビーナスはこの56kgがキツくて、さらに単騎逃げともならないのが。

  東京11R
ブラジルC
◎3.メイショウクオリア
◎2.インバルコ
▲5.マイネルアワグラス
△6.メンデル
△12.エアマックール

メンバー見た瞬間に結構イヤな予感はします。
オープンクラスなのに、随分2100m初の馬が多いなと。そして、差して届かずを延々繰り返しているキャラがかなりいるようです。
個人的にダートの3歳馬も、オープンで誰か通用しない限り買う気がしません。

それなら、ある程度展開の影響を大きく見て、先行馬中心に考えたい所です。
多分この枠と相手関係だと逃げることになるでしょうし、長谷川騎手もこのメイショウクオリアのためにほとんど来た事のない府中競馬場にやって来たはず。
7月に3走もして、ローテ厳しいんじゃないのと思う所ですが、札幌は1走だけですし、直前の調教もラスト1Fが11秒5とそんなに気配落ちはないみたいです。
先行してくれるはずという条件付で強調。

インバルコも、前走は誰が見てもやらかしたと言う負け方で、本来は前目で頑張るタイプのはず。この枠はいいでしょう。2100mにも勝ち鞍あって、適性は問題ないんです。
4走前は結構大きく体減らしていて、本来の体調じゃなかった分もあるはず。

クリーンはもっとスタミナ争いにまともになってもらわないと困りますし、シビルウォーも3走前の負け方見るとやっぱり展開必要なキャラであることは明白。
マイネルアワグラスの位置取りでも、結構怪しいと思います。

  京都11R
菊花賞
◎3.クォークスター
○10.ローズキングダム
▲17.アロマカフェ
△15.トウカイメロディ
△2.レーヴドリアン
△1.ヒルノダムール

牝馬3冠目の秋華賞も、古馬相手に重賞を勝ったアプリコットフィズが完敗。
今年の3歳世代の芝クラシック路線のレベルはかなり高くて、ピラミッドのトップクラスは相当上なんじゃないかと思わせます。
1000万勝ちがボコボコ出ていて全く珍しくないレベルで、クラシックレベルの馬に殴り込みをかけたビッグウィークが、神戸新聞杯で0.5秒差の完敗を喫するという力関係です。
セントライト記念も、ヤマニンエルブは全く距離ロスなく完璧な競馬をしてみせたのに、大ロスの競馬したクォークスターに差されるわけです。
と言うわけで今年は、1000万勝ち水準が全く穴馬にならない年で、春のクラシックで上位に好走してた馬を素直に見直してこその年なんじゃないかと。

それでローズキングダムに人気が圧倒的に偏るのは、さすがにやりすぎだと思いますが…それでも調教過程などからは評価すべき。
橋口厩舎は、今年の春シーズンは本当に調子悪くて、ローズキングダムの仕上げも微妙なまま。その調整方法を変えて少し筋肉付けるようにした結果が、神戸新聞杯の大幅馬体増です。
今年の上半期1〜6月までで、橋口厩舎は11勝しかできていなかったのに、7月以降の4ヶ月間でもう12勝と完全に昔の勢いを取り戻しています。特に前回の阪神開催が凄かったですね。
それでいてザッツザプレンティ・ダンスインザダークと菊花賞仕上げに実績のある厩舎ですから、あんまり隙はない。
これを越すのは、本当に菊花賞向きのタイプか、あるいはまともに強い馬でしょう。

今年関西のG1をずっと席巻しまくってる関東馬ですが、セントライト記念から出走している2頭は十分押せるレベルですし、トウカイメロディも古馬の重賞クラスを子供扱い。
単純な強さとしては評価出来ていいんじゃないでしょうか。
その序列としてどうするかという辺りです。

個人的には、セントライト記念を多少寂しい仕上げて出走させた気配のあるアロマカフェや、北海道の洋芝がかなり得意だったかものトウカイメロディよりは、セントライト記念はまだ余裕残しの状態で出して、返し馬で抜群の動きを見せていたクォークスターに上向き気配を見ます。
クォークスターは、セントライト記念前の調教が本当に悪くて、確か何か格下の馬に押し通しでダラダラに遅れてたような。
それでいてオールカマーよりも速いタイムの勝ち時計ですから、かなり価値の高い勝利だったと思います。
アロマカフェは大きな不利というものはなく、ただ抜け出し辛いポジションだったことはあるので、調教上向きを見て強調はします。

あと、関西馬で見るなら、札幌洋芝不得意っぽく見えて、順当な良化ありそうなヒルノダムール。
血統背景は結構しっかりしたものがあって、菊花賞の流れもそれなりに合っているレーヴドリアン。
どちらも、春のクラシックシーズンにそれなりの見せ場を作った馬。

その他は評価を下げます。
秋になって満足な調整がいってないゲシュタルトは、展開が合いそうだとしても厳しそう。
コスモラピュタは1000万も少し恵まれた印象があり、ここまで距離が延びると厳しいタイプでしょう。






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