前日情報へ戻る



  東京7R
◎11.メジロジェラルド
△3.メジロジョン
△2.ドリームゴスペル
△6.ミカエルビスティー
△10.ディミータ

大久保洋吉厩舎はこのレース2頭出し。
メジロジョンのペースメーカーになってくれるメジロジェラルドが出走漕ぎ着けられ、厩舎としては万々歳…のように見えますが、個人的にはこの未勝利馬のメジロジェラルドの方に興味があります。
本来は後続を引き離す逃げでスタミナ勝負に持ち込みたいタイプなのに、8月以降の未勝利戦はいい番組がなく、キレ味勝負の馬にやられまくる流れが続いた不運がありました。
この府中2400mはこの馬にとってベスト条件。開幕2週目で前が残る馬場でしょうし、今回はちょうど同型不在。中館騎手だとしてもノーマークなのは明らかなので、ここでワンチャンスをモノに出来ないものかと。

★本日のメイン

  京都11R
デイリー杯2歳S
◎3.アドマイヤサガス
○6.メイショウナルト
▲8.エイシンオスマン
△5.グランプリボス
△11.ミッキーマスカット

この時期の2歳重賞はモノ論押しが鉄則ですが、そのモノ論評価が、最近はサンデー系・末脚一気のキャラに偏りがち。
もちろん、この時期にそれなりの評価を得ているアグネスタキオン産駒は、馬体も確かで将来性十分の動きをしているとは思うんですが、その「現時点での甘さを軽く見ていい」水準が、年々下がっているように思います。
今回のようにまだトモに甘さが残る牝馬と心中しようという気はどうしても起こりません。
サンデー直仔の頃は、あまりにもあまりに緩すぎる体であっても、才能がズバ抜けて高いために直線一気でフォローが利きました。
しかし近年のサンデーの孫にまで、検証不十分にそういう期待を背負わせるのはどうかと思います。
サンデーらしさばかりが人気先行し続ける中で、どこかで「完成度・仕上がりの早さ」あるいは「先行して立ち回れる競馬上手ぶり」が逆転してくれるシーン、タイミングがあるはずです。

今回強調したいのはアドマイヤサガス。
今週の坂路の4F50.3は小牧騎手を背にしてのものではありますが、今週の栗東坂路1番時計とほぼ差がない内容。
それをほとんど持ったままで進み、最後促すように追った程度でこれですから、2歳の動きじゃないでしょう。
この流れは、3年前のキャプテントゥーレのムードとダブります。あの馬は、素質評価はされてて坂路1番時計を計時するほどだったんですが、前走の野路菊Sを負けて評価が甘かった時でした。

馬体ペラペラの牝馬が、調教のフットワークと素質評価だけで人気になっているので、筋肉がしっかりしている上にレース内容もまとも、そして先行して立ち回れる牡馬を評価すると。
個人的にはサガスさえ来てくれればいいように買うんですが、一応人気薄まで振っておきます。

  東京11R
アイルランドT
◎4.メイショウレガーロ
○2.キャプテンベガ
▲9.トーセンジョーダン
△5.サンライズベガ

この時期のアイルランドTといえば、急に寒くなる時期とあいまって、もう完全にデキ落ちか、ブクブクに太った仕上げの馬しか出て来ない、パドック目線だと相当レベルの低いレースというのが定番でした。
今年は全然メンバーが違いますね。ここ5年ぐらいで一番レベル高いんじゃないでしょうか。サマー2000シリーズ皆勤してG2まで好走したサンライズベガがまだ走れるというのがビックリです。プチ重賞やってもいいぐらいです。
いつものアイルランドTと、発想を変えなければならない可能性はありますが…。

しかし、府中2週目の前残りでもありますし、いつもの考えどおりであれば、メイショウレガーロ推し。
新潟や中山ではなかった、2コーナーの直角カーブがあるため、どの馬もそこでの追走に戸惑い、一気にペースが緩むコース。
体調万全で臨める逃げ馬がいるなら、その馬の残り目をまず考えるべきレースですからね。これは、他の馬の調子がよろしくないため、という背景も含んでのものですが。
メイショウレガーロは、2走前の小倉記念は明らかなオーバーペース、前走の京成杯は中山マイルの大外枠から相当急がせて逃げたもの。
超大トビ一辺倒の逃げ馬ですし、今回はスローペース必至で自分のペースで逃げられる条件・相手関係。ここが買いの1頭のはずです。

多少不利なペースでも差してこれる馬に関しては上位に評価し、ハイラップでしか好走歴がなく、掛かり癖があるトゥザグローリーなど、自分との戦いしなければいけないタイプは軽視。
ただ、直前情報ではどうしても当日の要素を重視しますよ。






前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||