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難しかった中山もレースを絞って絞って対処することで、なんとか凌ぐことができました。コラムも配当は安いながらも頭数を絞った形ペイできたと思います。結局、大事なのは過去にパドックで見てきた馬の能力と適性の把握です。階段を上がっていける馬とそうでない馬との判別と好走条件の個性付け。そして馬を見立てたら曲げないプライドです。その時々の人気や前走結果にブレていては、良いものは掛けないばかりか、自分に対する信頼も失うからです。難しい中山だからこそ、そういう実感が強かったです。
  【スプリンターズS】

日本馬だけの構図を見るとローレルゲレイロ、キンシャサノキセキ、ビービーガルダンという既存勢力に対し、3・4歳馬がどれだけ対抗できるか?という形。ここまでの字面を追う限り、おそらくワンカラットだけが戦えるだけの資格があるように思う。ここ2戦の結果と斤量差だけを考えると、圧倒的な差で既存勢力を倒すというようにはいかないはずだが、馬が力をつけて成長してるのであれば話は別だ。これは馬を見るしかない。そして既存勢力である高齢馬3頭が1年経っても昨年と同じ能力を発揮できるとは考えないことも大事。年齢落ちは常につきまとうものだ。

ただ香港馬はこれらの日本馬を一蹴してしまう可能性が高いと思う。グリーンバーディーの前走は59sを背負って上がり1位。競馬自体がスローだったので勝ち馬こそ捉えきれなかったが、一番強い競馬したのはこの馬。もちろん前走のメンバーレベル自体が弱かったのと、この馬自身が前走パドックでは無印だったので、実はただの馬でした、的な捉え方をすることも可能だが、2走前に負かしたロケットマンは香港でも最強と言われている馬。そういう背景を考えると相当強いのではないか?と推測する。

ウルトラファンタジーも2走前にはグリーンバーディーを負かしていて、力があることが分かる。この馬の問題はおそらく「ハナ条件」であること。550sもある巨漢馬なので、控える競馬では全く立ち回れず轟沈する可能性が高い。逃げて自分のペースと走りで競馬をしてこそだが、速さ比べではローレルゲレイロも負けていない。ここらの折り合いがどうなるか?。

◎グリーンバーディー
▲ウルトラファンタジー
▲ローレルゲレイロ
▲ワンカラット
注ビービーガルダン
注キンシャサノキセキ




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