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★本日のメイン

  札幌9R
HBC賞
◎1.ゼットオーラ
○6.アスターエンペラー
▲2.アモーレヴォレ

札幌近辺は、金曜に大雨降っているらしいのでズブ重想定。
最初から差しが決まる上に、開催も進んで結構ボコボコしてきた札幌芝。雨降ったりしたらどんなもんなんでしょうか?
ここは自分の立場であれば、管が太めで腰高の体型だったりの重馬場適性ある馬を真剣に探したりする所ですが、前予想としては「馬力型有利&外回し全滅」想定が道理じゃないでしょうか。
今回のメンバーは1000万クラスの短距離にしては、450kg台を割る小柄な先行馬が多く、四肢が細めで掻きの小さいタイプが多いです。
前走の時点で500kg超えてる馬が3頭しかおらず、それが全部先行馬で、しかも内枠に集まったのなら、もうこれはズブ重馬場狙いの行った行ったを本線に見ていいはずでしょう。

前走の降級初戦が、+20kgで動けなさ過ぎただけであるにも拘らず、やけに人気落としすぎのゼットオーラ。
太めももちろん残っての数字ですけども、ロジックの上では「一番パワーがある馬」なわけです。
時計の掛かる馬場で最内枠。降級馬であるだけの斤量を背負っているので、やっぱりロスナシで進みたい場面です。この内枠はベストでしょう。

アスターエンペラーはひとまずいいはず。これも十分四肢が動けてて、勢いのある大型馬です。
アモーレヴォレは、あまりラチを頼らないでも逃げることが出来るキャラ。この斤量で内枠をもらえたのなら。

リキサンシンオーは、500万を一度逃げて0.8秒差でブッ千切ったことのある実力馬。
札幌適性があったこともあり、前走は大敗からでも巻き返せました。
1000万に入って力上位であるかは、正直疑わしい所だと思ってます。
条件が微妙になればなるほど、ハンデ戦では買いづらい、正直な競馬するタイプ。
ナリタシリカは1200mで上手く行ったのが2走前だけであり、人気させるほうがおかしい馬なのでは。
下手に速い時計で勝ったためにハンデも落ちません。
ティファニーケイスは、近走の内容見てると、あんまり昇級してタメ作って走るほどの柔軟性は感じられない印象です。
それにもう、血統が軽い芝専用でしょう。

  小倉10R
佐世保S
◎1.ベイリングボーイ
◎9.ダブルウェッジ
▲2.タイガーストーン
△4.エーシンリジル
△3.ツルマルジュピター

2開催の間、ほとんど雨が降らなかった小倉ですが、さすがに最終週ともなると馬場も荒れてるでしょう。
それにメンバー見渡しても前残りは絶対ありえない組み合わせ。
ツルマルジュピターは僅かにこのクラスでも格上の可能性を感じますが、ハンデが少し重めの設定のよう。
ここは、勢い重視の先行馬・夏場に絶好調イケイケだった牝馬の連荘は、馬場が切り替わったタイミングだけに狙えない感じに思えるのが最初の違和感。

なので、馬の性能ではなく、厩舎の背景を見直してみたい場面。
今週何と19頭出ししている田所厩舎の、高額条件に出てきた2頭は今回タイミングが良さそうなので、ダブルで推奨します。
アーリントンCを勝った厩舎の期待馬で、不調から何とか脱しようともがいているダブルウェッジ。
田所清広厩舎から転厩して2戦目で、前走の転厩初戦は急激な体重変動がありながらもそこそこの内容を見せたベイリングボーイ。
この2頭は今回、場が変わってかなりチャンスがありそう。

ほとんど田所秀孝厩舎のお荷物だったエリモハリアーが引退し、田所清広厩舎から引き受けた馬が大量にいる中で、この小倉開催最後の大量出走は、この後の大幅入れ替えに向けて、厩舎に残す馬を分けるテストみたいなものかも知れません。
しかし、高額条件の馬は話が別でしょう。今回出てきた2頭ともに、ちょっとしたキッカケあればこのクラスで十分通用することを既に分かってます。
ダブルウェッジは、重賞勝った舞台は確かに阪神マイルですが、1200mも4戦して全連対と、実はこちらが適距離なんじゃないかと言える条件。
近走のマイル参戦でスタミナ不足を知り、前走でブリンカーを装着して矯正を確認。本来得意な右回り・1200mに変わって…と言うタイミングでしょう。
ベイリングボーイは、ベスト条件が開催後半の外伸び馬場か、時計の掛かる重馬場。
前走は転厩初戦・大幅馬体増・1分6秒台の前残り決着と多重苦でしたが、それでも6着と相当頑張ってます。
これで今回はハンデ戦の斤量減、一杯追いで絞れてきそうなタイミング、さらに条件の良い差し馬場も加われば、でしょう。

タイガーストーンは2走前に掴んでる浜中騎手に戻り、脚を溜められそうな内枠。
また、このレースも2頭出しですが、今週は坂口正則厩舎が日曜の重賞にも合計3頭出ししていて、明らかに今週を大勝負週に設定しているだろう雰囲気があるので。
この3頭で何とかしたいと考えています。

ツルマルジュピターは、レースレベルが葵S>>あじさいSで、今回は相手大幅強化の印象。
ブライドルアップは、小倉は確かに得意ですが、準OPでほとんど戦えないことを既に見せているので…。
オールタイムベストは、まだ調子悪そう。この馬はピッチ走法の質もあって、外枠多分上手くないでしょう。
エイシンパンサーは今更勝ちきるほどの条件揃ってないように感じたので。55kgもどうでしょう。

  新潟11R
BSN賞
◎11.トーホウドルチェ
○8.ファイナルスコアー
▲3.マハーバリプラム
△1.アースサウンド

アースサウンドは、まだ「控える競馬を教えたいがために1200mに出た」とか言ってますね…。
ここも逃げれば楽勝のスピードセンスしているんですが、それでも苦しい競馬をさせたいみたいです。
前回評価を下げたのは、腰フラが酷かった分もありますし、状態がやや微妙な可能性も残しておきます。

冷静に全体を見渡して考えるなら、トーホウドルチェの実力が上じゃないでしょうか。
別定戦のために、牝馬ながらも56kgを背負う立場ですが、それでも上に数えていいシーンかも知れません。
天王山Sでサマーウインドに最後まで抵抗し、当時既に同じ斤量のアウトクラトールは突き放しています。これは単純に評価していいでしょう。
斤量が厳しめなので、できれば逃げて欲しい所ですが。

相手はレースの条件をつぶさに見直して、ファイナルスコアーとマハーバリプラム。
2頭とも格上挑戦ということもあるのか、斤量がやや軽めに思えます。

また、ケイアイエーデルの取捨を云々して悩むより、NSTオープンがレベル低かった→だから重賞勝ち負け級がやってきた今回は厳しいとする方が単純明快でいいですよね。





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