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  新潟3R
◎6.ケイアイクライム

一度叩けば。
というか、この馬のキャラらしい競馬が出来てない現状なので、もう一度見直しを…といったところ。

  新潟8R
◎11.カントリースノー
◎7.ガートモンテス

前走がかなりのハイレベル戦。
もう3着馬5着馬が新潟の折り返しで勝ちあがってます。
2頭とも500万勝ち負けする力はあり、新潟も本来行けるはずなので、相手弱化(ですよね?)で見直し。

★本日のメイン

  函館9R
函館2歳S
◎11.エーシンジャッカル
◎6.タイセイファントム
▲1.マイネショコラーデ
△13.ルリニガナ
△2.トラストワン

何だか、レースの詳細を調べていってみても、どうも函館組同士の力関係が掴めません。
ラベンダー賞をレコードで勝ったロビンフットが本当に強いのかどうかすら怪しく思えるので…目線を上げ過ぎでしょうか?
まあ、このことはあまり深く突っ込まないようにします。
今年は他場からの勝ち馬が大挙してこのレースに乗り込んできてたりしてませんし、指数上位や隊列優位を固めるのも函館組のようなので、まずは函館組から見るべきだろうというムードは察しました。

それと、また函館は馬場の補正を入れたのか、内ラチ沿いが復活してましたね。
函館7日目の芝1200mは3鞍あったんですが、全てで逃げ馬が連対し、番手だった馬よりもハコ内で競馬した馬が隊列有利。
メジロアリスが1000万勝つなんて、それはちょっと…。よっぽど直線で差し脚効きづらい状況じゃないと無理でしょう。
個人的には、そういうことでもないとホクトスルタンが粘りこむわけがないだろうと思ってますし…負け惜しみに近いですが。
あとちなみに、その1200mの3鞍で勝った馬は、2回函館2週目=仮柵をA→Bに移動したタイミングの週に出走して、掲示板に乗っていたという共通項がありました。
これはちょっと注目すべきポイントかな、と思っています。
函館の芝は一般的に全面洋芝で力が要る、その対応力がポイントだとか言われていますが、今週の前残り傾向の馬場に関しては、勝っていなくてもいいので、「函館Bコース超高速馬場」というのにそこそこ対応していること・何より一度経験していることがアドバンテージになるのかもしれません。

ロビンフットに圧勝したマジカルポケットに、調教を見てもレースを見てもあまりピンと来るものがなかったので、対戦履歴や力関係で考えるのはやめます。
出走馬のピークのレベルがそれほど大したことなく、早熟馬同士での経験値・レースの質を、今回用意された舞台で見比べるレースだと考えます。
というわけなので、どんぐりの背比べの中で大きな差として強調したいのは、経験したレース質が大きく違うということ。
「函館Bコース1週目(2週前)に出走していた」ことを重く見ます。

揉まれない外枠をもらい、今回も展開予想だと逃げを打っているエーシンジャッカルに期待。
調教見てると揉まれて難しい競馬になるとかなり厳しそうな感じの大トビなので、ここは本気で行ってもらいたいところです。馬場も逃げ馬断然有利に思えるので。
この馬、馬体写真見ると微妙に胴長気味である上に異様なほど顔が大きく、走る時の振り子が重たい馬なので、前に壁を作らずに行ける外枠は大きいはず。
ホワイト騎手に手応えがなかったのか、今日は小倉へ飛んでいるようですが、有利な条件さえもらえればチャンスの大きい馬だと思います。何より差し脚効かない馬場になってるのが大きいでしょう。

ラベンダー賞組からは、いくら使ってもパンとしてるように見えないマイネショコラーデよりも、とっくに仕上がっていて混戦なら上積みありそうなタイセイファントムを上にしてみます。
ラベンダー賞に出る前に順調さ欠いたか何かで、そもそも勝ち負け効くようなムードではなかったようですね。
それでレコードが出たレースなのに、出遅れてしまって3角で詰まり…。
しかしそこから脚を使って進出し、一瞬は上位3頭に迫るのかも、という気配で追い上げてきたので、前準備段階の様子や、流れさえ違えば…といった内容でした。
今回は調整が順調のようで、さらに出遅れもないとなれば、上積み要素が2つ3つ出てきます。メンバー比較では当然の上がり1位ですし、総合走破力も一応見せているので、今回こそチャンス。
早熟馬の仕上げに定評があり、北海道シリーズの2歳戦重賞に出せば、今までは必ず連対に絡んできている矢作厩舎なのも、信頼できる根拠。
ラベンダー賞の4着以下は本番で来ない?知りませんよそんなの。実力で負けたならともかく、そうではないのでね。
マイネショコラーダは出来も微妙ですし、個人的には全く好みではないんですが、記録見たら確率の高い馬なのは仕方ないので一応押さえます。絶好枠ですし…。

前残りという想定が崩れて、馬場が思った以上に荒れるか、この函館2歳Sだけ差し追い込みが決まるようなら、素質と仕上げで上位に見えるトラストワンやルリニガナに期待、と言う整理の付け方です。
土曜日の内容のままでは、この2頭が来れるような馬場ではないみたいなので。

  小倉10R
宮崎S
○13.ゴールデンチケット
○1.インバルコ
▲16.シルクダイナスティ
▲2.メイショウイッキ

武豊の復帰祝いがありそうな格上馬、空気を読まない外人の地力上位馬が一緒に出走してしまったら、先行馬が残るはずないですよね。
決め手勝負にしたいタイプが、差しやすい流れになると思うんですが。
本来は準OPでも通用するはずのシルクダイナスティに期待したい所。
前走の東大路Sはスローの上がり勝負で、先行馬か軽量馬に非常に有利な展開だったので、今回小回りの激戦に変わって見直し。

  新潟11R
関屋記念
◎9.セイクリッドバレー
○1.キャプテンベガ
▲10.スピリタス
注7.マッハヴェロシティ
△8.ムラマサノヨートー
△11.キタノリューオー

最近の新潟の外回りマイルには、ほとんど盲点なんてありません。
実績積みすぎて58kgとかならともかく、56kgでありながら1番人気に評価される馬は、全く大崩れしてないのが関屋記念。
変な坂などの障害物が存在せず、馬場も自由にいい所を選べるので、手足が長いか馬力のある馬が高いスピードを出すことを念頭に、次元の違う記録を持ってる馬を選んでいけばいいのではいいのではないかと。

スピリタスが準OPでしばらく勝ちあぐねたのは、道中追走の自在性のなさだけではなく、コンパスの短さもあったと思います。
430kg台にたまに落ち込むような馬で追い込みに徹していると、そりゃ最後の坂上で競り負けるシーンも多いでしょう。
カンパニーよりも一回り体が小さい馬ですからね。最後の最後0.1秒差が詰まらない深刻ぶりは、かなり根が深いものがあると思うんですよ。
当日、430kg台に落ちるようなら、3着以下も十分ありえると言う見立て。

中距離馬・短距離馬の区分けや偏りを気にせず、破壊力のあるタイプを上位に取っていきたいところ。
しかし、世間の想像以上に走るということがあるのは、中距離馬の方でしょう。
バッチリの仕上げで臨んできていそうなセイクリッドバレーが中心で、注目すべき内容だったエプソムCの先行勢であるキャプテンベガ、そして速いペースの競馬を一度走らせて見たかったマッハヴェロシティが注目馬。
ムラマサノヨートーやリザーブカードは、言うなれば「左回り・新潟のマイルがいいだけ」であり、力比べでアドバンテージを取れる根拠が薄いです。
それなりに穴人気を集めますが、強い根拠を持って勝ち負けできるタイプではないはずです。

11秒前半や10秒台も記録するだろう直線の追い比べで、高いスピードを長く持続させる流れ。
そういう、ストロークを長続きさせる持ち味というのは、距離の長いコースや、もっと格上のメンバーと戦っている場面で発揮されているものなんですよね。






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