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  福島10R
◎14.タマニューホープ
○11.ビラゴーティアラ
△12.ニューホープ
△10.マスターオブゲーム
△16.ワンダフルスイート

素直に外枠を、の考えで。

先週のパトロールVを見ると良く分かると思いますが、芝1200m直後は内枠と外枠とで全く別の競馬をしています。
内ラチ沿いを進む馬は、とにかく地面を掻いた後に土の塊がポンポン飛んでいて、本当に路盤が緩くなってるんだろうなと感じるんですが、映像の中で5mほど右側の外枠ルートの馬たちには、全くそういった様子がありません。
つまり、スナップを使って本来のスピードで競馬できる外枠と、地面を掘らないと前に進ませられない内枠とでは、もうレースの前提条件が全く違うわけです。
これは能力がどうのこうのの次元ではありません。
馬群の全部外を回ってくるべき、とりあえず外を回れば馬キャラは何でも良い、というのが今の芝1200m。

前走不利な内枠で競馬して、馬場の悪い直線内側から差を詰めたタマニューホープが、今回は絶好枠を引いて、しかも周りは自分より半秒ほど力が劣る馬。
この場面なら素直に中心でいいでしょう。

★本日のメイン

  函館9R
津軽海峡特別
◎12.スズカフレーム
○5.ピースオブパワー
▲10.キティ
△11.エアウルフ
△7.デンコウヤマト

差しがズバズバ決まる函館ダートなら、ここはスズカフレームに素直に行っていい場面なのでは?
前走の京都は、500万への降級に向けた一叩きかと思いきや、昔よりも強くなって帰ってきたと言う結果。
元々滞在の軽めの仕上げが向くタイプですし、外枠を引いたのも大きいです。

エアウルフは、ピッチ走法で走りの硬いタイプだけに、実はこの距離に関してあんまり信じてません。
もちろん十分こなせているのである程度踏み台で考えてもいいんですが、1000万中級クラスで完敗を喫した以上、この馬を基準にすれば降級馬の方がまだ強いと見込んで、降級馬同士の馬券に振った方がいいはず。
鬼のように高レベルだった横手特別を経て、実力以上に人気が落ちているピースパワーがまず狙い目。
中間スピードが非常に良いキティも、今まで走らせてませんが本来こういう条件は向くはず。

しかし、ダノンハラショーが人気とか一体どういう趨勢なんでしょうかね。

  阪神10R
ジュライS
◎11.シゲルハスラット
△14.ゲットブラック
△2.マルカベンチャー
△5.エーシンビーセルズ
△13.マイネルプルート

本格化気配がありそうでド本命だとも思えたマイネルプルートが、前走のレース内容見ると「単に相手が弱かっただけだな…」としか感じられなかったので、一気に混沌としてしまいました。
よくよく見たら、(除外狙いが)入っちゃった系のマルカベンチャーや、明らかに準OPの1400mだと苦労しているエイシンパンサーに人気が集まるメンバー。
明確な軸を決めづらいメンバーであることは事実で、準OPの基準点に足りる馬はいないと言った感じでしょうか。

それなら、ローテで紆余曲折あった後に結局阪神1400mに舞い戻って好成績を収める、と言うパターンでしか好走してないシゲルハスラットに期待。
結局1000mやマイルに浮気しても、あまり大した対応力がないために、不本意な競馬を強いられるか流れが合わずグダグダに負けるのみ。
ピッチの速い走りからも、この距離でこその部分があるんでしょう。
阪神芝は今、明らかに内側の馬場が悪い状況ですが、この馬自身が「道中の追撃・マークが半端に甘くなる」タイミングでしか好走してないので、馬場がどうのこうのはとりあえずあまり気にしなくともいいのでは。
前走のストークSは、テンも結構楽に行けないペースでしたが、コーナーを回っている時にガッとペースが急変したのが痛かったです。
今回は内回りに変わってカーブも楽ですし、本質的な先行馬もほとんどいないメンバーで、馬場も外伸びだと思われているので、マイペースになっても良いはずです。

  福島11R
松島特別
◎7.モエレエキスパート
○6.ラミアクイーン
△2.マイネルモデルノ
△3.ノーフォークパイン

障害未勝利でウダウダしている馬柱で埋められてしまって、もう忘れ去られてしまったようですが、モエレエキスパートは札幌2歳Sと弥生賞を3着した過去があります。
弥生賞はケイアイライジン・アーリーロブスト・セイウンワンダーにも先着しているわけで、これは単純能力を示すと同時に「重馬場適性の高さ」も同時に証明しているものです。
ちょっと脚部不安でレパードSから間が開きましたが、初障害当時が+30kg。
3歳の頃と比較してもかなり馬体の幅が増えていますし、腰も相当良くなりました。
久々の平地戦ですが、ここは実質、初めての降級。しかもOP→1000万の2段階降級です。
1000万はそもそも余裕だと思うので、平地に戻ったこの最初のタイミングが買い時でしょう。

そして、時計性能が必要ない重馬場になってしまえば、ほとんど1800m〜2500m前後の厳密な距離適性など必要はなくなるので、降級のラミアクイーンは素直に評価。
福島成績が抜群のマジックビクトリアとマイネルモデルノ、どちらを今回評価すべきかで悩む程度。

今回単勝10倍以下になっている馬は、ほとんどのシーンで1000万を勝ち負けできないにも拘らず、スタミナ条件で浮上があるのではないかという微妙な期待だけで人気が押し上げられてます。
そういうのを選ぶのなら、格上の可能性がある馬を重視すべきでしょう。




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