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降級直前の微妙な時期のためだと思いますが、4歳馬のデキの悪さはちょっと目を覆うレベルですね。
要所要所で500万好走を評価されて1000万で人気している4歳馬は、ことごとくコケています。
土曜の最終Rこそ4歳が勝ちはしましたが、あちらは人気薄の条件有利。
過去に出した能力を評価されてグングン人気を集めている馬は本当に危ないなと感じますね。
あくまで、今日有利な馬から入ること。

  東京2R
▲6.アルコベジータ

基本的に人気上位馬はまともすぎるようですが、変わり身を考えるならこの馬。
瞬発力過ぎるダートではないので、想定どおり先行策採るなら結構いい線行けます。

ちなみに、アンディアブルはなぜかエドヒガンより人気がないようですが、レース内容としては非力さ見せてたエドヒガンより遥かにマシなものだったと思います。
履歴見直してもダートに替わって3戦連続上がり1位だった馬ですし、こういうのは距離・コースなど条件設定さえかみ合えば力発揮できるタイプ。


★本日のメイン

  京都10R
CBC賞
◎8.ワンカラット
−−−
△3.ランチボックス
▲5.エーブダッチマン
▲7.ベストロケーション
×9.シンボリグラン
×10.スズカコーズウェイ
△14.ケイアイアストン
▲15.ダッシャーゴーゴー
△16.メリッサ
×18.カノヤザクラ

京都はもう馬がどうとかではなく、トラックバイアス影響8割みたいな馬場になってると思うので、前日での少点数予想は非常に困難。
「今まで短距離を走ってきた馬同士のどれが良いか」
というのを比べるのは止めにします。今日流れが良かった馬が勝ち負けに絡むでしょう。

しかしそういう文脈よりも一つ上、この距離になって大幅に変わり身しそうというのであれば、ワンカラット。
この馬は今まで3歳春秋クラシックルート、年明けの古馬牝馬限定路線に付き合ってきたため、1600〜2000mの距離にえんえん付き合ってきてましたが、履歴見れば分かるとおりその間全てがムダでした。
そもそも2歳の夏小倉短距離新馬戦でデビューし、小倉2歳Sで人気していたことが本質でしょう。
1200mと1400mでしか好成績を残して来れなかった馬が、やっと日の目を見る時がやってきたということです。
藤岡健一厩舎も、賞金的にはこの馬が厩舎の1番馬であるくせに、良く今まで無理してマイル走らせてきたものだと思います。
少し全体のバランスを崩して無理して細かく脚を掻く走りをしてますし、当然たまには出負けもしますから、マイルで0.5秒差以内に踏ん張ってるだけでも凄いですよね。
ヴィクトリアマイルは高レベルレースであり、そこで先行して0.1秒差。ここでプラス材料あるなら、ですね。

相手は、個人的な趣味を気持ち▲で強調する程度。トラックバイアスが読めない限り、そこまで説得力ある好走要因は見当たらないと思います。
牡馬の54kg、牝馬の52kgが一番気になるラインですが…。
ダッシャーゴーゴーも調教はあまり褒められませんが、古馬相手にかなり良い条件で戦えるタイミングというのがあります。
斤量重たい馬は単純に評価下げてもいいかもしれません。
サンダルフォンは酒井騎手がこっち優先で乗ってきていますが、条件が悪いと思います。

  東京11R
エプソムC
◎8.シルポート
○11.ラインプレアー

戦ってきた路線の組み合わせが絶妙すぎですねこれは。
人気ミエミエのシルポートに、誰も鈴を付けにいく気配を感じません。
人気だからシルポートはイヤだなあ…ではなくて、シルポートが展開有利すぎるからこそさらに人気するという構図でしょう。

新潟大賞典は、あのコースにしては相当隊列が縦長になったための外差し・追い込み有利な展開。
その他で近走好走例のないローカル回りが中心の馬は、ことごとく追い込み脚質。
朝日杯からずっと勝ち星がないセイウンワンダーも、テンにあまり付いていけないからこそ損をしているクチ。
正直に流れを見れば、これはシルポートが圧倒的に楽でしょう。
シルポートの調教見ると多少疲れを感じないでもないんですが、これは仕方ないと見ました。

この馬は阪神の難波Sの時のように、途中スローで落として差し馬と一緒の脚で千切る芸当も出来ます。
一度ブクブクに太らせて筋肉つけたのが吉と出たんでしょう。ホワイトマズル産駒の持ち味を最大限に引き出せてるように感じます。
そして、この流れであることを前提にすれば、超久々の芝で激走してまだ勢いが残っているラインプレアーのラッキーな流れ込みが穴。
ダートを勝ち上がってきたためもあり、前脚の掻き込みが強いタイプで荒れ馬場を苦にしません。体格が良いのも材料としてプラス。

ゴールデンダリアやセイウンワンダーは、前走直線の最後にフラつくぐらい、既に限界点の力を出しているように見えるので、結構条件悪いレースになると見るなら消します。
セイウンワンダーは最近の気配や過去歴の流れ見ると、1800mでも距離が長いと思うので、よっぽどピッタリの条件出ないともう手を出す気が起きません。
グラスワンダー産駒は現在府中の芝絶賛全滅中。

(京介)




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