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今週の芝は先週と違って逃げ馬が捕まり、差しが利いてます。そして差してる馬が千差万別。適性とか血統的にこっち、という寄せ方が全くできない状況で、そういや昨年もこの時期は難しかったのを思い出しました。もっと末期になってしまえば、寄せようもあるんでしょうが。明日は昼頃から雨が降るそうなので、またそこで考えます。とりあえずはキンカメ産駒で(笑)。
  【優駿牝馬】

今年の桜花賞は1分33秒台決着。決してレベルは高いとは思わないが、ある一定の粒は揃っている印象だ。となれば中心馬は不在としても、桜花賞の上位組みから今回の上位馬が出てくるものと思う。

アパパネが一番人気にならないのは「折り合い不安」ということなのだろう。レースを振り返って見てみたが、前半行きたがる素振りは見せているが、3コーナーを回る頃には既に折り合いがついていた。それは2走前も同様。「掛かる」というのは気性の問題もあるのだが、スピードが他の馬より上だから「掛かる」ように見えるもの。毎週レースVTRを見ていると、勝つ馬というのは、道中掛かり気味なのを抑えているものだ。さらに本当に掛かって、折り合いを欠いたら、マイルだって勝つことは難しい。コントロールが出来ているから勝っているのだ。もっと言ってしまえば、アパパネがこの距離で本当に抑えが利かないかどうか?なんて、走ってみなけりゃ分からない。

そして、オークスというのは、2400mへの距離適性があるから勝つのではなくて、現時点でその馬の力が上だから勝つレースだということ。桜花賞の時計が平凡だとオークスは荒れる傾向が強く、桜花賞の時計が優秀だとオークスは荒れない関係にあるのも、多分そういうことだ。アパパネが力最上位で、折り合えてしまえば連勝というシーンは十分ある。

あとはもう雨なんで、キンカメ産駒で固めたい。チューリップ賞の再現よろしく、ショウリュームーンであり、エーシンリターンズであり。特に前者は桜花賞で持ち出すのに手間取ったシーンがあった。チューリップ賞でアパパネを負かした実力も重馬場なら再評価だ。サンテミリオンだけが別路線組みで魅力のある馬。

◎アパパネ
◎ショウリュウムーン
注エーシンリターンズ
△サンテミリオン





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