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  東京6日目11R NHKマイルC(G1)

 昨年の野路菊Sで、出遅れながらコスモファントムを難なく差し切ったリルダヴァル。この時の5着がエイシンアポロンだったことから、順調なら後の活躍は約束されていた。骨折明けで2戦を消化したが、スタートセンスが良くなったのは、好位を取れる点で有力差し馬より優位に立てる。ここ2戦は折り合いが今ひとつも、距離がマイルに短縮されることで最後の瞬発力にも繋がると見る。

 今回は叩き3走目となるが、ここ2戦の最終追い切りがポリトラックだったのに対し、今週はCウッドで併せ、負荷を掛けての調整に好感が持てる。重心の低い走りで最後の1Fも素晴らしい伸びを見せ、着実に状態がアップしていると感じる。皐月賞で、内からジリジリ伸びて差のない6着だったが、厳しい競馬を経験したことがここで生きると信じ、中心に推す。

 広いコースの方が走りがよりスムーズなサンライズプリンスともども、アグネスタキオン産駒に注目。エイシンアポロンは、皐月賞と違い、最終追い切りで前半は抑えて行き、半マイル53秒2で上がり重点の調整にしてきたことが、オーバーワークを避ける形で好結果につながりそうな雰囲気を感じるだけに、巻き返しに注意。

◎リルダヴァル
○サンライズプリンス
▲エイシンアポロン
注ダノンシャンティ
△ガルボ
△ダンワバーバリアン




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